あらすじ
“悪さ”を通して改めてことばと向き合う
・「うざい、ダサい」は絶対に悪口?
・「かわいい」と褒めたはずが失礼に?
・「近頃の若者は」がダメな本当の理由は?
・「私なんて…」の自虐は危険?
悪いことばが悪い理由は、「感情」ではなく「力関係」をみるとよくわかる
ことばの使い方に迷う、大人のための言語哲学の本
ことばに対して、権力関係という枠組みを使うと、
比較的すっきりとした見通しを立てられます。
どこを押せばどこが動くのか、どこを回せばどこが光るのか、
という仕組みが明らかになるのです。
――「はじめに」より
目次
パート1 ファンダメンタルズ
第1章 ことば
第2章 こころ
第3章 悪さ
パート2 悪口の正方形
第4章 悪口
第5章 自虐
第6章 自慢
第7章 褒め
パート3 悪いことばに向き合う
第8章 悪い愚痴
第9章 悪い呼称
第10章 悪い一般化
第11章 悪い誘導
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
悪いことばと聞いて思いつくのはどんなものですか?
私がこの本を手に取った時にまず考えたのは、
自分が言われて嫌だったこと。
「自分が言ってしまったかもしれない悪い言葉」
についてはまったく脳内に出てこなかったんですよね
言語哲学という分野があるのははじめて知りました。
結局のところ、言葉についていろんな本を読むと
考えすぎて何も言えなくなる現象。
↑今まさにここです
愚痴自体がダメなんじゃなくて、
慢性的になってしまうことがダメ、という新たな学び。
ついつい、女子会とかで仕事の愚痴になってしまうことが多いです
自分で話そうと思ってなかった愚痴も、
つられて引きずり出されたりするよね〜
おしゃべりにおいて、共感の文化は大事だけど
悪いことばに共感して広がらないようにしたいな
せっかく、お互いの大事な時間を使っているのだから。
でも正論ばっかり言ってても窒息しそう
まだまだ言葉については悩みながら付き合っていくしかないという、現在地を再確認できた本でした