【感想・ネタバレ】付き馬屋おえん 暗闇始末のレビュー

あらすじ

江戸で日に千両落ちるところといえば吉原。だが、快楽の夢に酔いしれたつけは、翌朝になれば待ったなしでまわってくる。懐中のものでまかなえぬ遊客には“付き馬”が遊女屋からついてゆくが、それでも無理な場合は、専門の取り立て屋の“馬屋”に依頼がゆく。その馬屋の跡目を町内きっての器量よし、おえんが継いだ。強談して埒があかないときには、一日も欠かさず付きまとい、目的のためにはどんな手段もいとわない。金と色が渦巻く吉原で型破りのヒロインが活躍する連作時代小説。

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Posted by ブクログ

アンソロジーの中に入っていた一作で、面白そうだったので手に取りました。

馬屋と言う職業、本当にあったのかしら。
吉原の取り立て屋とでも言えばいいでしょうか。
面白かったのだけれど、取り立て屋終了後がかなりアッサリしていて、その後が気になる。

吉原でお金を踏み倒した奴等は悪どい人ばかりで、主人公のおえんが懲らしめるシーンはスッキリとするのだけど、その周りの人をも巻き込むのはどうなのよ。。と思ってしまった。

ともあれ面白かったので次作も読んでみます。

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2014年12月07日

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