あらすじ
由美が気乗りしないまま参加した合コンの席で、陽子の携帯電話が聞き覚えのない着信音で鳴った。液晶には「着信アリ」の文字。メッセージを確認すると、陽子の悲鳴のような叫び声が録音されていて、着信履歴には2日後の時刻と、着信元として陽子自身の携帯の番号が残されていた。そして、その2日後のその時刻。陽子はメッセージに残されたとおりの悲鳴をあげて不可解な死を遂げてしまう……。終わりのないチェーンホラーの誕生! (映画化原作)
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Posted by ブクログ
身に覚えの無い着信メロディと共に、自分の携帯番号からかかってくる電話。着信履歴は未来の日付を示していた。不審に思いながら、残されたメッセージを確認すると、そこから聞こえてきたのは持ち主の断末魔だった。リングもなかなか怖かったが、これもすごく怖かった記憶がある。リングと同じく生活の一部あるいは娯楽の一部の携帯電話(俗に言うガラケー)が一瞬にして死を伴う恐怖のアイテムに変身する様が当時の人間にとってはなかなか強烈だった。ガラケー自体が前時代の遺物になりつつある現代では伝わりにくいホラーかもしれないが、そんな人はスマホに置き換えて読むといいかも?(ただ、本当に何でもできるイメージが強すぎて、いたずら扱いされる確率が高そう) リング、呪怨と違い主たる幽霊はそんなにで張らない。ただひたすらに、忍び寄る死の恐怖を楽しむ作品。あと、マスゴミマジマスゴミと思う。マスコミのすべてがそうじゃないけれど。当時は、私の回りではこの問題の着メロが変に流行ってて、クラスメイトの携帯でこの着メロが鳴ってたのを思い出した。これ結構気味の悪いメロディラインで、いま思い出しても嫌な気分になる。 いま口ずさめって言われても多分ある程度正確にできそう。それぐらい印象に残ってる。