【感想・ネタバレ】タイムのレビュー

あらすじ

23年前「幼女悪戯」の無実の罪を着せられた青年が留置場で自殺し、数日後、その恋人が謎の死を遂げた。彼女は死の直前、西暦2000年に開封されるというタイムカプセルに無念の想いを綴った手記を託していた。一方、世捨て人のように生きているゴーストライターの松尾、あくなき上昇志向に燃えるエゴイストの桐原、さらに彼らの仲間2人は、秘密を抱いたままそれぞれの道を歩んでいた。やがて4人は運命に操られるが如く再会。だが、歳月は、かつての若者たちを容赦なく裁断する!

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Posted by ブクログ

けして派手なはなしではない。むしろ地味である。だが主人公であるゴーストライターが、昔に起こした犯罪が分からないまま物語は進む。ある程度わかってきても最後のほうでもどれが真実なのかがわからないような展開に。もちろん最後の最後には判明するが・・・でもまた別の謎を残したまま終了する。
今回の本も面白かった。長い物語であったが、真相がなかなか解明されなかったので最後までその謎が気になり大変たのしく読むことが出来た。
深谷バンザイ!!

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2012年02月26日

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