あらすじ
シアラン国へ戻ってきたミレーユは、ついに妃として認められる!! 結婚式準備に追われていた矢先、ミレーユが何者かに捕らえられ、ロジオンも負傷してしまう!! 第五師団に銃口を向けてきたのはフィデリオで!?
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Posted by ブクログ
かなり前に買って積んでた本。
読み始めたら意外とすぐに思い出せた。
結婚式まであと一月というところで南の大陸から新皇帝がやって来るという。無事に大公妃の試験もクリアしたミレーユは向こうの妃と茶会を開く予定だったが、そこで誘拐されてしまう。
そこで会ったのは、王宮にいるはずの南の大陸の皇帝と、行方不明になっていたフィデリオ。
なんだかフィデリオの抱えていた闇が爆発したって感じだけど、彼自身は結局良い子だから、悪になりきれてない感じを受ける。
今まで不安定な立場で板挟みにあいながら、使命と義務で成り立っていたものが崩れて、拠り所が無くなってしまったのかな、と思った。
誘拐されても相変わらずのミレーユだけど、さて、無事に帰れるかな~。
Posted by ブクログ
途中まで読んで放置してしまった。
あ、面白くなかったわけではないです。前半はほのぼのバカップルがかわいらしかったです。シアランの王様と王妃様の新婚って……これ、政略結婚で微妙な相手とだったらどうなんだろうと夢のないことを考えましたが、まぁ、あの二人はかなり楽しく盛り上がるのでしょう。
と、そんな楽しそうな未来をざっくり破り去るような後半。影の薄い賓客の皇帝がちろっと。そしてなんだか振り切ったフィデリオさん。
お茶目な落ちが付けられるのかたいへん謎ですが、できれば「めでたし、めでたし」で幕を引いてほしいです。
番外編がかわいらしかった。
フレッドの物語も、どうなるのかな。