あらすじ
少年による凶行は、なぜ起きるのか? 女子高校生コンクリート詰め事件から佐賀バスジャック事件まで、1988年からの10年間に起きた少年による4つの事件。犯罪をおかした少年たちは、何を思い犯行に至ったのか。加害者側の視点から取材した伝説のルポを復刊する。
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Posted by ブクログ
今後、少年法は激しく揺れ動く時代になるだろう。否、揺らさなくてはならない。そう言わざるを得ないのが悲しい。
多感な歳頃に暴力がエスカレートする事は多々あるし、彼らはその償いの方法すら分かっていない。あるいは分かろうとしないのか。
他者の人生を奪う事、その人の家族がぽっかり空いた空席を巡ってどうなってしまうのか、また自分の家族がどうなるのか。そういった事はどうすれば学び取れるのか。
原因は一つではないが、結果には悲劇しかない。一つ一つの事件の芽を摘み取るにはどうすれば良いのか。本書の問いかけが重たい。
Posted by ブクログ
気が滅入る内容の本だったので、感想をまとめるのが難しいです。
女子高校生コンクリート詰め殺人事件の犯人たちの人物像や、事件のその後に関心があり読みましたが、
この本は主に事件後(他の事件も含む)、被害者の遺族がいかに苦しんだか、犯人が少年だったという理由で、加害者が当時の少年法に過剰に守られ、遺族が理不尽な思いをしたこと等、マスコミが報じないようなことを知ることができました。
被害者遺族の方々が苦しみながら訴え、闘った結果、犯罪被害者救済法ができ、少年法も改正されたということも、勉強不足で知りませんでした。
刑務所に入っても、我慢を覚えるだけという言葉にはショックを受けました。刑務所に入ることで、本当に罪と向き合うことが出来るのか?刑務所のあり方についてもいずれ知りたいと思いました。