あらすじ
「読書するまとまった時間が持てない」「速読は試したけどうまくいかない」。そんな悩みを解消するのがこの「アウトプット速読法」です。 本書では、速読の心構えと5つのステップからなるアウトプット速読法の具体的なやり方を、わかりやすいイラストとともに解説。アウトプットを前提にすることで内容がインプットされるこの速読法をマスターすれば、人生が変わります!
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実用的速読法
数ある速読法書籍の中でもアウトプットを前提に書かれた実用的書籍。
本をパラパラめくるだけの速読法とは違い、記憶に残って人に話すことができるのでおすすめ。
読んだだけでは、かんたんに習得できませんが訓練し、慣れれば実践で使えます。
Posted by ブクログ
フォトリーディング等の様々な速読法を試していた時に出会った本。
この本では、アウトプット(人に話す、行動に移す)を前提にした読書法を様々な内容で解説しています。
具体的なステップとしては、
1、目標設定(本に聞きたい質問を考える)
2、中心点をつかまえる(目次把握)
3、サマリー・リーディング(文字を追わず、ページ全体を見て、重要用語をピックアップ)
4、ピンポイント・リーディング(ピックアップした周辺を読む)
5、アウトプット(5分間他の人に話す)
といった5つのステップで、今までの間違った考えを知り、目から鱗でした。
サマリー・リーディング内に本にもパレートの法則(8割は無駄で、2割が読むべき所、その2割の中の2割がなるほど!)が当てはまるという内容が印象的でした。
筆者も本の内容がわかれば、1枚の絵で描けると言っているように、書中の挿絵を追うだけでも、わかりやすい本です。
Posted by ブクログ
本を読んでも内容をすぐ忘れたり、理解が進まなかったり、読むのが遅いのはなぜか。
それを克服するために書かれた読書法。
眼球を早く動かす速読法なんかでは、その速読法を極めて内容がつかめるようになったとしても、内容を理解して、生活に反映させるところまでは書かれていない。
この本では、本を読むスピードも上がり、内容(著者が伝えたい本質)を理解し、生活に反映させるところまでの方法が書かれている。
本を読むときに
①その本を読みたいというエネルギーを高める。
②その本を読む目的をしっかりさせる。
③その本の中心(著者が伝えたい本質)を表紙や「はじめに」「おわりに」もくじ、帯を見て理解する。
④サマリーリーディングで、本の後ろからパラパラ眺めて重要ぽいところに印をつける。
⑤ピンポイントリーディングで、印をつけた箇所を中心にしっかり読む。
⑥アウトプットする。
本を読むことをその場かぎりの娯楽とか、時間潰しとして考えとる人には必要ないけど、おすすめできる一冊です。
Posted by ブクログ
良書。
速く本を読む上で必要なのはやはり、目的意識。
そこからはテクニック、サマリーリーディングでは逆に読むというのは斬新、その後にピンポイントで読む。
最後にアウトプットだが、アウトプットを前提に読むというのは大きい。
Posted by ブクログ
何のために本を読んでいるのだろう?
本を読むのは、人生をよりよくするための手段の一つだ。
本を読むことが人生の目的ではない。
本を人生の糧にするには、インプットからアウトプットへつなげることだ。
本の内容を自分なりにまとめたり、人に話したり。ともかく行動することだ。
本を早く読み終えたいのは、浮いた時間でもっとたくさんの本を読みたいから。
平野啓一郎
アウトプット速読法 5つのステップ
① 目標設定
自分は何を求めているのか。
「何かが欲しい」は、何も求めていないのと同じ。
目的が明確であるほどよく進む。
「自分が生きる上で必要なものは何か」
「自分の課題を解消する答えは何か」
「自分の目的を叶える情報はどこにあるのか」
求めるものがなければ心に響くものもない。
古教、心を照らす。
心、古教を照らす。
小関禅師
疑問を持つと、偶然が、答えを運んでくることがある。
ユングはこの現象を、「シンクロニシティ」と呼んだ。
信心深い人は、神の導きと呼ぶ。
疑問点に対する検索能力が高まった結果だと言うこともできる。
重要なのは、疑問を持ち、答えを手に入れたということ。
② 中心点をつかまえる。
中心点とは、メインテーマ、主題、著者の関心事のこと。
タイトルや帯、目次、著者プロフィール、「はじめに」、「おわりに」から推測する。
③サマリー・リーディング
本の後ろから前へ、ぱらぱらめくって、大切そうな場所をチェック。
本当の一文を探す。
④ピンポイント・リーディング
サマリー・リーディングでチェックした箇所を前の方から順に読む。
イメージを連結させると物語になる。
イメージできなければ、「わかっている」とはいえない。
⑤アウトプット
行動を起こす。
3次元が一番。
本が人生を変えるのではない。本から何かを発見して、何らかの行動を起こしたら、人生が変わるんだ。
『奇跡の脳』ジル・ボルト・テイラー
立花隆 脳についての研究
30分で2冊読む方法
★★★★☆
■感想:アウトプット速読法とアウトプットを売りにするだけあって書いてあることはシンプルで分かりやすい。目をただ早く動かす速読や潜在意識を活用した速読は続かなかったが、これなら今の読書法に近く活用できそう。フォトリーディングの現実的実施法的な感じ。
■学び:アウトプットを前提に速読。目的意識を持つ、中心点を探す(前後書き、目次、帯、著者)、後ろからパラパラ・チェック、前から読む、階層を意識しまとめ、話す。小説家は前からゆっくり。
■行動:試してみる。
Posted by ブクログ
本の読み方、生かし方について書いてあります。
インプットするために本を読むのではなく、アウトプットするために本を読む。アウトプットすることでインプットされる。記憶に残る。本の読み方が変わりそうです。
二時間でさくっと読めました。
Posted by ブクログ
書評ブログで惹かれて購入。
単なる仕事・勉強術や、
速読メソッドでなく、
全てを包括する基本が学べる一冊。
こういう考え方で挑めば、物事は身になるよなぁ。
ロジックやら勉強術を学び始めの方々に、
是非ともお勧めの一冊。
Posted by ブクログ
〇啐啄同時
☆タイミングが大事
〇タイトル、目次、はじめに、あとがき、著者プロフィール、帯で、本の中心点をつかまえる。
☆この本から何が知りたいか、この本の中心は何か、を考えないと、本をよむ意味がない。
目次であたりをつけて、そこから読むことはしたことがあったけど、後ろから読むってやったことなかったかも。
Posted by ブクログ
サブタイトルが「一瞬で人生が変わる!」となってますが、本を読むだけで行動が伴わなければ人生を変えられるはずがありません。著者の主張もまったくその通りなので、この本で唯一違和感を覚えたのがこのサブタイトルです。
この本のポイントは、
•単なる速読の技術をいくら身につけても、内容を覚えていなければ無意味
•その本から何を吸収したいかを明確にすることで読むべき箇所が明確になり、結果的に速く読める
•アウトプットを強く意識して本を読むことでインプットされる
•インプットしたことを他人に話す、文字にして発信する、日々の行動に取り入れるなど実際の行動に結びつけることで人生が変わり始める
基本的にはこの主張が終始繰り返されていきます。
読んだ本の内容を忘れた、ということはありえない。そもそも理解も記憶もしていないだけだ、という考え方も基本的に私と同じです。
すべての本から学びが得られるわけではありませんが、これは!と思う内容に出会った時には必ずメモすると同時に、どうやって自分の行動に取り込み血肉としていくか、そのあたりの工夫が楽しくもあり、難しくもありますね。
Posted by ブクログ
アウトプットを意識することでインプットの質が高まることや、読み方の技術論はわかったものの、五分間話せる相手がいない場合はどうしたらいいんだー、という最大の課題に対する深堀がもっと欲しかったです。
Posted by ブクログ
アウトプットすることを念頭に置いて読書をする方法。
1)目標設定→この本で知りたいことを明確にする。
2)中心点をみつける→帯、はじめに、あとがき、目次をみる。
3)サマリーリーディング→本をパラパラ読みしてチェックする。
4)ピンポイントリーディング→チェックした部分を読み返す。
5)アウトプット→相手に5分間で内容を説明する。
Posted by ブクログ
・本を読む目的を明確にする
・アウトプットを前提にインプットする
・中心点をつかまえる
●情報を行動に落とし込む⇒良い結果が出た⇒その本を読んだ価値は十分にあった
目的もなくだらだら読んでも字面を追っているだけ。1ヶ月後には何が書いてあったかすら忘れてしまう。であれば、感想を交えず、中心点捕まえてイメージ化し、人に説明することを前提に読む。そして何らかの行動を起こす。これこそ「本を読む」ことそのものだ!