あらすじ
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【写真詩集】私は孤独である限り、詩を書き続けるでしょう――。誰もが胸に秘めている大切なものを、愛おしむようにそっとすくいあげる、親密で、密やかな写真詩集。
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Posted by ブクログ
「ある風の吹く日の夕方」に見える相対する温度や
景色と幻みたいな1日のカタチがすごく大好き。
とても暑くて光でいっぱいの高原の昼の光と
木々や草原に抜ける風の音と匂い。
トモダチと共有する宝物のような場所と
ココロがキラキラするような発見。
相対する夜の匂い。
少女の純粋な残酷性が月の光に包まれて
発光するかのようにユイさんの後姿と重なっては
いろんな物語が浮かんでは消えて。
小さい頃のいろんな光景をぼんやりとした
ベール越に見ているような。
銀色さんの見せてくれる切なくてロマンチックな世界は
いつも心地よくひんやりとしていて静謐で儚い。