あらすじ
カルチャースクールの再建を任された爽香は、トーク番組の司会で人気の高須雄太郎に講師を依頼。このとき爽香はビル清掃係の笠木京子と係りを持つ。彼女の息子、達人が交際相手を殺害。そのとき親子が取った行動とは!? 高須、笠木、そして爽香の兄――。問題を抱えたそれぞれの家庭の行く末は……。主人公・杉原爽香が読者とともに年齢を重ねる大人気シリーズ!
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Posted by ブクログ
爽香シリーズ第23作、杉原爽香三十七歳の夏。カルチャースクールの再建を任された爽香は、トーク番組の司会で人気の高須雄太郎に講師を依頼。このとき爽香はビル清掃係の笠木京子と係りを持つ。彼女の息子、達人が交際相手を殺害。そのとき親子が取った行動とは?高須、笠木、そして爽香の兄…。問題を抱えたそれぞれの家庭の行く末は…。爽香の兄がだらしなく爽香のお荷物となり、うんざりする巻。資料:(初出 『女性自身』 2009年9月8日号~2010年8月31日号)
Posted by ブクログ
夫も兄も、なんでこんなに男性陣はだらしがないのだろう。
麻生賢一くらいがまともな男性だが,あまり今回は活躍しない。
母親のだらしがない人も多すぎないだろうか。
男性がだらしがないのは、自己反省として理解できるが、
女性がだらしがないのは、何処からくるのだろう。
杉原爽香も,幸運が無ければ,甘いだけかもしれない。
そんな雰囲気がしています。
Posted by ブクログ
いろんな母親の種類があるな~と思いました。事情は分からないですが、子供を捨てて男と暮らす母、子供を守る為に罪を重ねる母、命懸けで子供を産みシングルマザーになる事を決意した母。いろんな母親が登場します。今回も殺人事件に巻き込まれる爽香ですが、巻を増す事に貫禄が出てきてます。殺人を犯した人を雰囲気で察する能力もついてます笑。話の中ではさらっと終わりますが、立石(父)が変態すぎて、衝撃でした。
Posted by ブクログ
9歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳→38歳→37歳
「人は、一度は全力疾走する時期があっていいのよ。若い内にやっとくと、自分がどこまでやれるか、冷静に判断できるわ」
「最近よく言う、『空気が読めない』っていうんですね。でもー空気を読むことばっかりしていたら、その内本当に自分の言いたいことが分からなくなっちゃうと思うんです」