【感想・ネタバレ】感動をつくれますか?のレビュー

あらすじ

モノづくりは感性に頼らない。宮崎アニメや北野映画など、日本映画音楽の第一人者として20年にわたり活躍してきた著者が、オリジナリティのあるものを作り上げるための心がけを伝授。仕事に勉強に、新しい世界が広がります。クリエイティブに生きたい人に贈る、時代の風を読むために必要な「感性の正体」……あの名曲はここから生まれる!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

これしきのミスで僕の音楽はダメになったりしない(69頁)

カッコいい。

こないだ、弾き込んだつもりの曲を披露する機会があり、見事に出来は悪く、しょげていた。良くなったと評価してくれた人もいたのに、受け取ることもできずに。本気度が、足らなかった。年末にもう一度やる。本気で行こう。

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2018年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フォトリーディング後、熟読。しばらく積ん読した理由は、後半になって創造性よりも映画音楽の話になったため。それも面白かったが、創作に関するヒントは前半のほうが多かった。

星四つ。

クリエイティビティーを要する仕事はプロとして意識して行うこと。感情ややる気に左右されてはならない。さもないと、気分の乗っていないときには生産性を落とすことになる。プロはどんなときにも一定の生産物を出すこと。

そのためにはインプットを怠らないこと。
考えることも重要だが、著者は考えが煮詰まるまで考え、その後にアイデアが与えられるという経験を披露している。

考えは煮詰まる。そして天啓のように閃く。そのためにはインプットという、内面の蓄積物が必要。
とはいうものの、とにかくなんとかアウトプットしているだけで、これが創造の秘訣だ、としっかりと定義できないほど、著者も苦しみつつアウトプットしているとのこと。

しかしながらその天啓の瞬間がすばらしいので、創造はやめることができない、というようなことも言っている。

大いに参考になったし、芸術、特に映画やクラッシック音楽についての興味深い話も知れて面白かった。

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2019年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

作曲家という芸術を扱う仕事なので、普通の人とは大きく異る考え方で働いているのかと思っていた。
読み終わった感想としては、人に受ける曲を安定して作り続けるビジネスマンと割り切っているということ。芸術家に対する捉え方が少し変わった。
とはいえ、やはり純粋に芸術を突き詰めたい気持ちもあるようだが、そちらの話はまぁそうでしょうね、という印象。

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2014年05月08日

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