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Posted by ブクログ
短編8話。
標題(他の単行本名)
奇妙なラブ・レター(隣り合わせの殺意)
幻の魚
完全殺人
殺しのゲーム
アリバイ引受けます(三年目の真実)
私は狙われている(夜の狙撃)
死者の告発(日本殺人ルート)
焦点距離
本標題にしか入っていないものも多い。
「完全殺人」は、やや肩透かし。「殺しのゲーム」の方が真正面から捉えている気がした。
焦点距離は、そんな気がして,推理小説としては王道かも。
Posted by ブクログ
8話の短編集。
最初の話は、男が馬鹿なのか、女が怖いのか。
それで言うなら、2話目の女も咄嗟とはいえ
よくも行動に移せたものです。
それに引き換え、あちらの男達は
時間計算してないから、目につく事に…。
表題になっている3話目は、どれもこれもすごい。
自慢する内容ではないでしょうが、どれもが
気力と時間と根性があればいけそうです。
その前に、覚悟を決めないといけませんが。
4話目は、かっとなればこうなってしまうもの。
そんな次の5話目ですが、脳内に3話目があるので
まさか…と読み進めてしまいました。
驚きの落ちに、そううまい話は落ちてません、状態。
成功していれば、確かにばれないのが6話目。
とはいえ、あまりしつこくしていればこうなります。
3話目を見習いましょう?w
そういう意味か! と驚きの7話目。
妻が何を言いたかったのか、が非常に納得です。
これは当然、刑事には分からない。
そして最後の8話目は、そんな愛人は
普通の愛人よりも確かに驚きです。
忘れられるスキャンダルにはならないでしょう。
しかしそこに手を伸ばすとは…色々摘まんで
飽きたのでしょうか?