【感想・ネタバレ】氷の闇を越えて〔新版〕のレビュー

あらすじ

元警官の私立探偵マクナイトの身辺で起きた連続殺人は、彼自身の過去に関わっているのか? アメリカ探偵作家クラブ賞、アメリカ私立探偵作家クラブ賞を受賞するなど高く評価された、著者の記念すべきデビュー作。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

叩きつぶすのではなく、ほかの人間に譲りわたすことによって恐怖から解放されたアレックス・マクナイト。
メイヴン所長その他の登場人物との掛け合いも抜群。

P. 143の意味がわからない。
「ローズ」
「ファースト・ネームのほうはわからずじまいか」
「マクシミリアンです。公判のときにわかりました」
「マクシミリアン? そりゃ、教えたくなかったろうな」
・・・何で?
---
わたしの心臓の直ぐ側には、一発の銃弾が眠っている。わたしが景観だった時代にローズという男に撃たれたものだ。あれから14年が過ぎた今、私立探偵となったわたしのもとにローズの署名のある手紙が届く。手紙は、最近わたしの身辺で起きた連続殺人はローズ自身の犯行だと告げていた。彼は逮捕され、刑務所で服役中なのだが……アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞。『解錠師』の著者の、記念すべきデビュー作!

0
2014年01月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々に読んだハードボイルド。
なんとなく犯人は途中で気づいちゃいましたけど。
やっぱりな とか思ってしまった。
解錠師の話の方がワタシ的には好みです。

とかなんとかいいながら、現在手に入りにくくなってる2作、3作目も、いい味だしてた登場人物が絡んでくるようなので、読んでみたいなぁ。
古本屋さんにいったら探してみます。

0
2015年12月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

謎が解明されたと思ったら、実はその謎はフェイクだった・・・ということが数回あり、一筋縄ではいかないところが面白かったです。

ただ、この本はシリーズ一作目ということもあるのか、親友がどうして親友になったのか、その親友の妻との情事はどのように始まって、そのことで親友との間はどう変化したのか、もしくは変化しなかったのか、など、不明な事柄が多いまま終わってしまった。

次回作以降にそういう不明点が解明されるのか否か、よく分かりませんが、次回作に続く、のような雰囲気もなく終わり、この本だけではシリーズ物だということもよくわからず、なんだか気持ち悪いです。

謎解きのストーリーが面白かっただけに、主人公とそれを取り巻く人達のなんとなく不自然な部分が不明瞭なまま終わってしまったところが、なんとも残念だと思いました。

0
2013年08月22日

「小説」ランキング