【感想・ネタバレ】東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 想定外の時代を生き抜くためのヒントのレビュー

あらすじ

いま、社会で求められているのは、“問題発見型の人間(言われなくてもやる人間)”、つまり「考える力」のある人間です。 「考える」ということはどういうことか、思考力を増強するためには日ごろからどんな工夫をすればよいか? 「考えるプロ」である理論物理学者の著者が、長年、東京大学の教壇で実際に生徒たちと接することで培った、「考える力」を養うために必要な力――「問題を見つける力」「解く力」「諦めない人間力」の3つの力を鍛えるためのノウハウを伝授します。 本書を読めば、「考える力」は訓練次第で誰にでも身につけることができるのだと自信が持てるはず。発想力で差がつく時代だからこそ、考えることが苦手な学生、社会人は必読の一冊です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者のいう「考える力」とは、問題に気づき、何が分からないかを知り、諦めずに考え続け、オリジナルの解答に辿り着く創造力といえそうだ。
それは学究の世界では重要なことだと思うが、日常の社会生活のレベルではオリジナルの解決法を編み出すために諦めずに時間をかけて考え続ける必要もなければ、先駆者である他者の成果に勝つ必要もない。既存の答えがあるのならマニュアル的知識であっても、いま目の前にある課題を解決する力こそが重要だと感じる。
それでも知識を自分なりに咀嚼し、できあいの知識を手放すことによって自分なりの思考をはぐくむことは大切にしたい。
13-158

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2016年08月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

東大物理学者が長年、「考える」とはどうゆうことか思索を積み重ね、学生にあてはめながら試行錯誤を繰り返して得たノウハウが書かれた本。


仕事の中で「考えが浅く、上司によく指摘される」、「考えが堂々巡りしてなかなか課題を解決できない」と悩んでる人にオススメの一冊!


”自ら考え、創造する力”を本題の「考える力」と捉えられており、その手順が説明されている。
情報収集から情報の扱い方、諦めない心の作り方まで書かれている。
所々、具体性に欠けて理解しきれなかったところがあった。

自分が印象的だったところは、「収集した情報は読んだら捨てる!」こと。
はい、自分は大切に持ち続ける派でした。。。早速、明日から実践したいと思いました。

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2021年07月04日

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