【感想・ネタバレ】スパイたちの百年戦争(上):東西の熾烈な諜報活動のレビュー

あらすじ

ロシア革命から現在まで、「陰の戦争」の攻防を追う

本書は、英国のMI5、MI6、米国のCIA、ソ連のKGBに連なるスパイたちが繰り広げた二〇世紀の「陰の戦争」を臨場感豊かに描く通史。そして二一世紀、インターネットやAIを駆使したロシアや中国とのサイバー戦を分析、展望する。ハーヴァード大学の世界屈指の研究者による、学術性と物語性を兼ね備えた諜報史の決定版!
時代はロシア革命から第二次大戦、冷戦、ソ連崩壊、新冷戦、ウクライナ戦争までを網羅。諜報から破壊、暗殺、煽動、情報操作、選挙介入、サイバー攻撃までの知られざる実態、超大国の台頭と衰退、プーチンのロシア、習近平の中国の勃興を俯瞰。
「マフィア国家」ロシア、「デジタル権威主義警察国家」中国の策謀にどう立ち向かうのか?「この壮大な物語は人間ドラマと悲劇に満ちている……本書は一般読者にも政策決定者にも衝撃を与える内容であり……中国の行動を知るうえで重要な視点を提供する」ブレンダン・シムズ(ケンブリッジ大学教授)。外交専門誌『フォーリン・アフェアーズ』と国際関係専門誌『フォーリン・ポリシー』の最優秀図書に選出。

【目次】
第1章 諜報の世紀
第Ⅰ部 独裁体制と民主主義の衝突
第2章 東の冷気
第3章 因果応報
第4章 スターリンの攻勢
第Ⅱ部 文明の衝突
第5章 世界大戦から冷戦へ
第6章 パズルの迷宮
第7章 裏切りの風土

第Ⅲ部 兵器の衝突

第8章 戦場

第9章 科学技術

第10章 一〇月のミサイル

原注

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Posted by ブクログ

上巻はロシア革命からキューバ危機まで。映画や小説を地で行くような東西陣営のスパイ合戦の描写は迫力がある。アメリカがマンハッタン計画で巨大な資源を投じて成功した原子力爆弾の開発について、なぜソ連がいち早く追いつくことができたか長年疑問だったが、プロジェクトチームの至る所にソ連のスパイが紛れ込んでいたことが分かった。CIAやMI5などが西側の諜報機関が有名だが、第二次世界大戦後のある時期まではスパイと言えばソ連の独壇場だったらしい。

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2026年04月01日

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