あらすじ
読んでいるあなたにも
なにかが起きる……
閉めても閉めても開く襖、
箱の奥から覗くもの、
どこまでも追ってくる音
6代目怪談最恐位「怪談と結婚した女」が贈る恐怖43篇
夏の夜に迷い込んだ田んぼの中の不思議な道。
マンションのゴミ箱に潜む怪。
深夜の海岸に停めた車にだんだんと近づいてくる男の正体。
何度閉めてもうっすら開くふすま。
コンコン…夜中の集落に響くノック音が連れてくるもの。
お盆の仏間から消えた豆大福。
古びた階段で話しかけてくる血まみれの女。
「もしかしたら感染ってきてるかもね」
気づくと日常の隣にそっとある怪――後戻りできない呪いに震える実話集43篇。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回読ませてもらった怪異のはなしはどことなく土地勘が働くはなしが多くてとても良かった。
印象的だったのは『うつる』西宮北口近くのマンションのはなし。大きい女の人が窓の外を移動する。深津さくらさんはカミサマじゃないか?と考察されていてワタシもこの神社とか行きたいと思った。
『顎』「俺昨日、でっかい歯茎見てん!」あれを見たのは自分だけじゃなかったはなし。これは狐狸なのかそれとも肉丸案件に近いのかめちゃくちゃ気になる。
『違う道』本八幡のはなし。かつて市川にある女子校に通っていたのに(八幡の藪知らず)のこと何にも知らなくてすごーく損をした気持ちのままでいる。
『願い』人を呪わば穴二つというけど願いと呪いは違う気がします。
『開く』怪異や不思議を否定してきていたひとが50代以上になって急に見えるようになるとか期待しちゃいますね、ほんと笑
今回来島海峡とか小岩とか西宮北口、堺など知っているような場所が多くて余計楽しめたかもです。
ありがとうございました。
Posted by ブクログ
四十三篇の怪談集。因と果のハムスターの話と祓いの儀が印象的だった。やったことは必ず予期せぬタイミングで返ってくるし、僧侶でも祓えないものはある。深津さんの願いの念の話は実話なら怖すぎる。