【感想・ネタバレ】なっとくする群・環・体のレビュー

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購入済み

わかりやすい

2017年08月14日

抽象的で難し過ぎる事柄まで踏み込まずに、基本的で具体的な事柄が分かりやすく説明されています。いくつか発展的な話題についても述べられているので、読み通すのは意外にたいへんなので、本格的な代数学の本を読む前に、代数学の考え方を理解して、準備するために読む時は、難しい箇所はとばすとよいでしょう。

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Posted by ブクログ 2016年01月27日

『ガロア理論の頂を踏む』を読破していたが、私にとっては初めての代数系の教科書。あくまで大学レベルの数学書なので、決して易しくはないが、粘れば全て理解できるレベルだ。具体例を挙げながらの論述が教育的。群、環、体の定義以上に同値、イデアル、単元、整域、商などの数学的な概念の理解に時間がかかることに覚悟が...続きを読む必要。

〈誤植情報〉
p61 最下行τはν、また、(2)(3)が抜けている。
p117 8行目のmはL
p127 下から8行目の定理9は定理7
p154 12行目の式の左辺のhはg
p163 6行目のaはα

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Posted by ブクログ 2011年08月02日

群・環・体の入門書。 
具体例から抽象的な定理への説明の流れが分かりやすい。
物事を理解できたと実感出来るのは、それを感覚的にイメージ出来るようになった時だと個人的に考えているのだが、
この本おかげで、フロベニウスの定理や準同型写像、正規部分群、環(または整域)としての多項式と整数の共通性などのイメ...続きを読むージを捉えられたように思う。

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Posted by ブクログ 2021年08月11日

大学レベルの代数学における入門書の導入として,高校数学にある程度通じていれば読み進められる本。参考文献にある新妻・木村「群・環・体入門」が次の本としてちょうどよいと思う。

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