感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2013年08月19日
本書は、筆者自身を含めたうまくいかないオンナたちの、本当にあった悲惨で笑える恋愛話だそうです。悲喜交々の男女関係が筆者自身によるイラストと文章でつづられておりまして、女性に対する幻想が無くなります。
彼女の事は雑誌か何かで知って本書を手にとって見ました。女性、特に『美女』と呼ばれる人間の奥底に潜む...続きを読むものがよく分かるイラストエッセイ集です。書かれてあることは彼女と彼女の周りの女性たちとの間で起こる男女関係の悲喜こもごもです。彼女は自分のことを『自虐的にモテない冴えないアラサー女』として描写しておりますが、
「コイツかなり狡猾だなぁ」
と読み終えた後にそういうところが鼻について仕方がありませんでした。
話題もフェロモン、イケメン、オヤジ、ビッチ、ナンパ、浮気、DV、二股…etcということで、女性に対するある種の『幻想』を持っている方はショックでしばらくの間、立ち直れなくなるかもしれません。その中でも印象に残った話をいくつかピックアップしていくと、
4話 モデルのKちゃん、童貞を救うの巻
これは32歳道程の男性とであった彼女がストレートに
「私とセックスしませんか?」
と彼を電話で誘ってコトに及ぶ話で、あーまー、こーいうこともあるのかと。そういうはなしでありました。
5話 女がAVを見すぎるとどうなるか
これはまぁ、その飯の話しで、女性が大量のAVを見るとどうなるか?
これはご自身で結果を確認してください。
そして、一番印象に残っているのは
18話 遊び人をギャフンといわせてやるぜ!
で、遊び人に弄ばれた挙句に捨てられたという友達の話を聞いて、友人の女性と自分の友達に協力してもらってその男をまことに持って狡猾な手段で報復するというお話でした。僕はこの回で、谷川俊太郎の詩の仲に『なんでもおまんこ』というものがあることを知りました。目的そのものは達成できたのですが、思わぬ『効果』が派生したり…。
全編を通してこういうことがつづられておりまして。よろしければどうぞ、僕としてはこの本に関してはその表現にとどめます。
Posted by ブクログ 2012年09月06日
犬山さんの周りの変わった人の恋愛観を綴った本。変な友達のエピソードを他の友達に話してるような気楽さ。面白い。けど、どっか引っかかるのは、本人のエピソードがぜんぜんないから。雨宮まみさんや能町みね子さんのような自分の内面をエグるような内容とは対極。
Posted by ブクログ 2012年01月27日
ネタのような話も多いけど、中々面白い。顔が良くても、頭が良くないとうまく生きられない世の中なのかもしれない。でも負け美女と言われてても、不細工よりは幸せなんじゃないかと思った。
Posted by ブクログ 2011年12月18日
酒井順子さん的な考察を期待してましたが、だめん○ウォーカーのような、コミカルなダメ恋愛話のオムニバスでした。マンガのように、サラッと読んでお終いです。
登場人物はみんなそれぞれ美人という事でしたが、キャッチコピーのような、美人すぎる故に損をした、って話は あったかなぁ…
Posted by ブクログ 2011年11月13日
ルックスが仇になる。。というタイトルから、「おっおっ!何か現在、巷では、美女と男のすれ違いがおきている?」と思わせられるような、面白いネタ本かな。。とタイトルに興味を持ってしまった。。しかし・・ちょっと期待バーをあげてしまった分、中身は・・大した話ではない。著者の知人・友人、学生時代などの話しのネタ...続きを読むを描いた内容の本。まあ、女のことを美化しすぎてしまっている男子どもには、読んておいたもらった方が身のためになる本。女つーのは、男よりもダーティーだ、こんなもんだぞ、と、現実の実態を知れるから。ただ内容が、20代~30の若者がちゃっちゃ、ちゃっちゃ男女の恋愛のかけ引きを騒いでいるだけの内容のため、その程度の本の中身、だと思って手にとってください。大人な内容を期待しないように。