あらすじ
何者かにエリを奪われ、さらには、いわれのない容疑で
指名手配されてしまった佐藤忍。
この「世界を救う」という馬鹿げた「双六ゲーム」、
佐藤のターンは最悪の状況に。
このままでは小説家としての地位や名声は灰燼に帰す。
佐藤の唯一のアイデンティティーは崩壊する。
苦悩する佐藤を尻目に、悪徳刑事にして
このゲームのもう一人のプレイヤー、
鞠山雪彦は、さらに暗躍。佐藤をジワジワと追い込んでいく。
彼が「戦う」本当の理由とは…!?
巻を重ねるたびに増していく、その衝撃。
『魔王JUVENILEREMIX』『Waltz』の大須賀めぐみ、待望の第3巻!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ガス爆発を起こす先生の顔がまさに絶妙。恐怖だったり、切望だったり、勇気だったり。
表情から心情が読み取れるのはすごいとしか言いようが無いです。
ただ絵が上手いだけじゃ作れない、まさにプロの所業だと思います。
どう足掻いてもバッドエンドにしかならないようなドン底状態。なのにこの二人はなんて楽しそうなのだろうか。
次巻が待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
勢いがあって、読み始めるとあっという間に最後まで読んでしまいます。
無茶苦茶で制御不能かと思っていたユキヒコが父親になっていく様は素敵で無敵です。
ドラジェとユキヒコが照れながらも少しづつ距離を縮めていくのがいい。
佐藤と太宰に絆が生まれたのも意外で、この先の展開が気になります。
Posted by ブクログ
■ドラジェと鞠山
2巻終わりの洗濯物を畳んでいた人物は鞠山の息子でした。あまりにも男の娘だったから彼女かと思ってしまいました。二人の親子っぷりが堪らないね。
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小説家としての人生を諦められない先生、かたや息子のためならどんなことだってする鞠山。
■鞠山宅で目覚めたエリ
■逃走先で親子と出会い、そして
■鬼仁会