【感想・ネタバレ】フィリピンと日本人のレビュー

あらすじ

日本とフィリピンの歴史は合わせ鏡のようなところがある。戦国時代に来日したスペイン人宣教師のほとんどはフィリピンから来た。朝鮮出兵後の豊臣秀吉がフィリピンを狙うのではないかとスペインは警戒した。徳川幕府がキリシタン大名・高山右近を国外追放した頃にフィリピンにいた日本人は三千人を超えるという。独立を目指した英雄ホセ・リサールは明治の日本に憧れた。スペイン、米国の植民地として受けた苦難、日本軍政下での惨劇、そして戦後の政治腐敗……。しかしいま、その国力は躍動のさなかにある。とびきり社交的なフィリピン人気質の裏の壮絶な歴史に、私たちは何を学ぶことができるか。

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Posted by ブクログ

野村進さんは自分が学生の頃に、韓国関連の本で読んだ記憶があり、フィリピンが結び付かなかった。400年もスペインとアメリカに植民地にされた国。日本が戦国時代に接触したスペインは、本国からではなくフィリピンから侵略しに来たスペインだった。ルソン島、レイテ島は知識としては知っていたつもりだったが、フィリピンと連結していなかった。自分の爺さんの世代が、ゲリラ対策として、女子供を銃剣で刺して、井戸に落として、上から岩を投げ入れたりして虐殺した件は、改めて衝撃的だった。フィリピンの現代政治も面白いし、1980年代末に日本がどう報道したのかも知りたくなった。

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2026年05月17日

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