【感想・ネタバレ】モテない中年 恋愛格差と孤独を超えてのレビュー

あらすじ

なぜ私たちは何歳になっても「モテる/モテない」の呪縛から逃れられないのか。異性と関わることができない苦しみ、独身を謳歌していても訪れる寂しさ、既婚者の脳裏をよぎる不倫やパパ活への欲求。そうした呪いに縛られるのはあなたのせいではない。性と孤独をめぐる問題に最前線で向き合い続けてきた著者による、5人の中年男性へのインタビューを通して浮かび上がってきたリアルとは。 【本書の要点】●「モテる/モテない」の呪いは何歳になっても残る ●未婚男性がマジョリティになる時代の到来? ●婚活で「年齢の壁」は越えられない ●「人の話を聞く力」がますます大切になる ●「モテる力」よりも必要な「同居力」 ●自分が選べない不自由なものを探す 【目次】●はじめに ●第1章:なぜ私たちは「モテる/モテない」に踊らされるのか ●第2章:日本の恋愛をめぐる150年史 ●第3章:バツイチのシングルファザーの孤独 ●第4章:孤独だった少年が孤独を楽しめる大人になるまで ●第5章:ギャンブル依存と満たされない性 ●第6章:結婚相談所代表が離婚した理由 ●終章:「モテる/モテない」という呪縛からの解放 ●おわりに

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Posted by ブクログ

他人の結婚の時期についてあれこれ言及する事自体がハラスメントになっているが 婚活という言葉が人口に膾炙して以来 日本はかつて「皆婚社会」と呼ばれていた 妻が高潔な人格を持つ夫を敬い 男女がかつての家制度から脱却し インプレッション(印象)やフォロワー(従者)数等で「モテ」の度合いが数字で可視化されるようになった事も大きな変化だろう 恋愛は人生のデフォルトからオプションへ 「推し」は偶像崇拝に近い セーフティネットとしての結婚を再評価する動きが出ている 社会的な「婚圧」(未婚者に結婚を迫る周囲の圧力)が低下した事もあり 僕に身体を委ねている…という妄想をプロンプト(促す)化して 「ポルノは性に関する語彙と自覚を奪う」と感じている 中年男性のセクシャルウェルビーイング(性に関する心と体の健康状態)について 中年男性の性的孤立や社会的孤立の背景には、「語彙の貧困」がある。語彙を獲得しなければ、自分の気持ちを自分で理解する事は出来ないし、自分の気持ちを他人に伝える事も出来ない。 そこから生きる原動力がタナトスからエロスな切り替わりました ある種の総力戦として、人類の叡智である宗教・哲学・心理学の知見を総動員しないと、依存症、そしてその背景にある孤独には勝てないのだろう。 自分自身の中で消えずに燻っている性的な欲求をどのように成仏させるべきが こうしたアンケート調査にすら見栄を張る人がいるので 陰謀論は、そもそも明確な根拠を欠いている事が殆どで、証拠よりも信仰に近い形で信じられている。その意味では、宗教の亜種に近い。

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2026年05月06日

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