あらすじ
「ちゃんと、さよならをしよう」
別れをちゃんとすることの大切さ―。
大切な人の分を生きることはできなくても、大切な人のために生きることはできる
。
『天国映画館』の著者が贈る、
不思議なあの世を走る天国行きのバスに乗った人、乗り合わせた人の最後の別れを描く、書き下ろし連作作品集。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読み終わった後に、「大切な人とさよならができるのと、さよならができずにお別れするのはどっちが辛いんだろう。」とふと頭に浮かんだ。
天国行きのバスは、そんな人の為に心を繋いでくれる軌跡や道標としてあるのかな。
お別れはいつだって悲しいけど、この本に出会えたことでさよならが言える大切さにも気付かされました。きっとさよならが言えなかったらずっと後悔してしまうんじゃないかな。
別れをなかなか受け入れられない人、受け入れようと前に進もうとしている人を優しく包み込んでくれる物語です。
Posted by ブクログ
亡くなった人のことを強く思うと、天国行きのバスでその人に会うことができる。でも天国の一つ前の停留所で降りなければいけない。
大切な人をバスに残して天国に行くのを見送らないといけないなんて、死がもう一度訪れるようで想像しただけで悲しくなってしまう。それでも会いたい人はいるけれど…
描かれていた親子、兄弟、夫婦、親友それぞれの別れ方に相手への想いを感じて切なくなった。
「さよならの向う側」や「天国映画館」とそっくりで既読かと思うほどだったけど、清水晴木さんの描きたい世界はこの感じなんだろうなと。
天国行きのバス、本当にあったらいいな。