【感想・ネタバレ】ビューティフル デイズのレビュー

あらすじ

家事はおろか自分のこともできないのに、動物や人間を拾ってくるお人よしの叔父さん・棗に引き取られ育てられた朝陽。学校へ通いながら棗のために家事をこなす朝陽は、ある夜、酔った棗にキスをされ、彼への恋心を自覚する。しかし翌日、棗は記憶がないふりをし、その上、昔の恋人だという男を連れてきて同居すると言い――!?

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Posted by ブクログ

表題作のシリーズ一本ともう一つシリーズ一本の二つお話が入っていました。どちらも重く切ない話。
久々にBLで泣きました。どちらの話でも泣いてしまった。
表題作の方は、健気な受けの「捨てないで、愛して」が辛くて辛くて、でもラストにある攻めの告白で幸せな気持ちになりました。凄く良かった、あの告白。不器用で攻めの愛の形が切なくて愛しかったです。あて馬さんにもこの先幸せになりそうな話がアフターでついていたので良かった。
もう一つの話。連作で視点が変わっていくお話。私の中ではハッピーエンドに見えました。ハッピーと言っても片方のCPだけだとは思いますが。三人目のサトとメイは多分何年もかかるだろうけど幸せになれるんだと思います。お互いの思いをしっかりと打ち明けて早く解り合えればいいなあって。
三人目のサトが幸せの涙を流せる日が早く来る事を願うばかりです。
どちらも話も私は大好きで素敵な読後感を得られました。何度も読みかす漫画になりそうです。

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2011年12月31日

購入済み

泣けるBL

この方の他の作品もだいたい読んでるけど、これだけは一線を画すると思う。
まず、基本的に切ない。途中からずっと泣きながら読んでた。何度読んでも涙が止まらない。
他の作品と違う点として、エロシーンはほぼないです。というより本命とのシーンは0です。だからそういのを期待してる人にはむいてない。
でも心理描写がとても良い。この方の他の作品だって心理描写がとても上手いと思うけど、これは他のより数段心にくる。じわじわ理解してくるとまた一段と痛みを感じるくらい。だからこそ、心にくるけどもう一度読んで欲しい。最初からわかってるともっと泣けるから。

表題作のビューティフルデイズも好きだけど、個人的に今日→明日→昨日の3部になってるやつが好き。救いようの無いはずなんだけど、この読み手に想像させるのが良い。私はきっとメイとサトは時間はかかっても幸せになれるはずだと思ってる。

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2020年12月15日

購入済み

せつない

表紙がビューティフル過ぎてジャケ買いしてしまいました。笑。中身も表紙に劣らず良かったです。表題作は攻めがこじらせてます。受けの子がウチにもほしい。2作目は、最初良く解らなくて何回も読み返しました。どちらも切ない、胸がギュッと締め付けられるような作品でした。

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2020年03月22日

Posted by ブクログ

文句なしの★五つでした!十代の頃のもどかしさいっぱいの、甘酸っぱい片思いをしっとり思い出せてくれました。

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2012年10月03日

Posted by ブクログ

ギャグ要素が無い…だと…?
全然救われない系のどシリアスってかんなり好きなんだが、みんな幸せにぬれよおおおと思わずには居られなかった…
表題シリーズは攻めがヤンデレすぎてホント好き
ヤンデレ攻めは大好物だから、あれ、これ、私のために(ry
サトが三人出てくるお話はホントみんな幸せになれよ、と

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2012年03月12日

購入済み

斑目さんの絵が好き

ところが何ちゃら悪魔(笑)とかギャグテイストの画像がやたら多くて見た目にうるさく読む気になれなかった。本作はシリアス路線だってゆーんで思い切ったら、うん良かった。お話は凄く鬱屈してるとゆーか恋のままならなさに人の弱さや狡さを露呈してる薄暗〜いものなんですが映像美がね素晴らしくて本作品の持つ寂しさだったり哀れみ感に合ってて引き込まれました。単純にハピエン好きな私ですが本作の独特な不幸感(?)は好きでした。

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2015年04月10日

Posted by ブクログ

これは…二度め読んだ時にぐわっと来る種類の作品。斑目さんはヤンデレをよく描かれているが、感情の種類をパズルのように当てはめて、足したり引いたりしている感じがする。この駆け引きめいたものがハマる人と、全く分からない人とで感想が二分される気がする。

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2012年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

斑目さんのコミックはほぼ全て読んでいますが、元々『scarlet』を読んでファンになったので、これは久々にクリティカル食らいました。

表題作も、3人のサトとメイのお話も、班目さんらしいセンシティブな雰囲気がツボでした。

作中の言葉を借りるなら、表題作の主人公・朝陽を除いて「みんなが少しずつずるくて愚かな」お話です。
愚かで哀しい…でも愛おしい。
みんな幸せになって欲しいと願わずにはいられない作品でした。

表紙も口絵もすごく美しかった!!

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2012年02月01日

Posted by ブクログ

雅で2話読んでたけど完結までまとめて読めて嬉しい。朝陽にとって唯一の人であり居場所である棗。その棗にとっての唯一になりたいと日々一生懸命なのに、広海の登場で朝陽の心がボロボロと崩れていくのが痛々しい。お母さんへの叫びと棗への想いが重なっているのを読むと彼の心の傷の深さを思い知らされて涙。終盤の棗の心情の吐露にはまた涙。大切にし過ぎて方向を見失った棗の不器用さ。そういえばデイズは雅のダメ男特集だったと思い出したwカバー下に吹いたw本編の裏でこんな制裁うけてたのね棗。同時収録も心が軋むようなお話で好み!
斑目さん、悪魔シリーズみたいなコメディも上手いけど、こういった心にキリキリ来るようなお話も上手いなぁ。scarletもそうだよね。あれも好きな作品だ!
私はアニメイトダブルカバーを購入。ダブルカバーのイラストは口絵と同じ。これは「アンソロジー雅」でも表紙を飾っていたもの。この絵大好き!

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2012年01月06日

Posted by ブクログ

幸せなBLが好きなので棗最低だな一としか…いや壊したくない関係なのはわかったし家族でいたいのもわかったけど 家に他人連れこむのはどうかと それで朝陽の居場所が無くなってることに気付かないのかな一と 

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2013年10月09日

Posted by ブクログ

表題作で思いっきり泣いてしまいました。こういう片方が浮かばれない感じの話が元々好きなこともありますが、二人の思いのすれ違いの理由がすごい良かったことがこの作品の好きなところです。
朝陽が棗を大好きな理由と、棗が朝陽を選ばない理由が上手くすれ違っているなぁと思いました。最後の呼び止められてから道の真ん中で抱き合うまでボロボロ泣いてしまいました。
あと、出オチではなく登場させたもののフラグを人でも動物でもきちんと回収されていて、そこもこの作品の良いところだと思います。

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2012年12月26日

Posted by ブクログ

2012/08/03
【普通の上】表題作シリーズ、叔父:棗と親に捨てられ拾われた子:朝陽。 失うことがない「家族」でいようとする棗と「恋人」になりたい朝陽。 お互いを想い合っているだけに焦れったいが、朝陽の過去はハードル高ぇ…。 結局一番気の毒だったのは、元カレから今カレに復活したと思ったら振られてしまった広海だよなー。 彼の救済話がちゃんとあって良かったホント。 他→『今日あなたに別れを告げます』シリーズ。 別の誰かを想いながら、目の前にいる恋人を選ぶみたいな面倒くさい話なのであまり好きじゃないけど、なんか綺麗だからまぁいっか。

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2012年08月07日

Posted by ブクログ

表題、ほのぼのとしたお話なのかと思いきや、痛いしこわいし…(汗)攻めの執着っぷりがこわすぎ;なのに、元カレと同棲始めるとか意味わかんないし最悪。動物だけを拾うだけなら未だしも、人間+そういう関係になるとかもうありえない!ろくでなしすぎ(怒)ただのぽややんだったらなぁ〜…。もうひとつのお話も病みすぎ……。全然ハッピーエンドじゃなくて読んでてしんどかった(苦笑)

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2012年05月04日

Posted by ブクログ

泣けたけど、絵が苦手だし、スッキリしないというか、後味悪い…;「ビューティフルデイズ」の後日談欲しかった。

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2012年04月16日

Posted by ブクログ

暗い感じのお話でした。あのシリーズとは対象的ですが、一話目のお話はすごく良かったです。後半のリンクして行くお話はちょっと私の好みじゃなかったですけど。皆救われていくんだろうけれど、それでいいのだろうか?とちょっと考えさせられました。表題作がすごく綺麗に救われたのでちょっとしんどい感じの終わり方だったかな・・・。あとHがなかったですね~!物語重視だったからかな? 確かにあのお話の展開だったらないほうが綺麗かもしれない・・・。

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2011年12月31日

Posted by ブクログ

うん、まあ面白かったです。表題もベタかもだけど泣けたりなんかして。あとに入ってた話はね、事前に聞いて期待値があがりすぎてたのか、ふーん、となってしまった。ぎゅーっとつまってる感じがね。表題に比べてぎゅーっとなってたからですかね。視点が変わるからぎゅーっとなってるように感じるんでしょうか?それぞれが背負ってるものがそれぞれに重いしね。そういう意味では一番最初の話が一番よかったかなー。

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2011年12月28日

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