【感想・ネタバレ】ロングトレイルを歩く 自然がぼくの学校だったのレビュー

あらすじ

登山と聞けば、一般的にはエベレストのような高山をはじめ世界の峻険な山頂を目指す山登りをイメージするのではないでしょうか? 著者が魅せられたのは、それらの登山とは別の価値観をもつ、山麓や山の道を何日もかけてめぐり、自然の、文化の、歴史の一歩一歩を楽しむロングトレイルという山歩き。バックパッカーとして海外の名だたる山の道(トレイル)を歩き、その経験を生かして構想からかかわった日本で最初のロングトレイル「信越トレイル」は、いまでは年間2万人以上の人が歩いているといいます。そのほか、三陸海岸の自然歩道を、復興と防災につながる道として整備する「みちのく潮風トレイル」や九州や北海道の「自然歩道」整備についての構想を語っています。2010年に筋萎縮性側索硬化症を発症後も動ける間は講演を続けましたが、本書は特に若い世代に向けて自然にふれること、自然を保護することの大切さを伝えようと最期まで取り組んだ本です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「ロングトレイル」という文化について知りたくて手にしました。
自然やトレイルを愛した加藤則義さんのことはこちらの本で知りましたが、筋肉が動かなくなる難病に罹患された後も、講演会などトレイルについての普及活動を続けられていたと知り、ロングトレイルへの関心が深くなりました。
最後まで読んでよかったです。

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2024年08月05日

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