【感想・ネタバレ】音のない記憶 ろうあの写真家 井上孝治のレビュー

あらすじ

日本一のアマチュア写真家、井上孝治。三歳で聴覚を失った彼は、コンテスト荒らしの異名をとる写真の実力で、ついに、アルル国際写真フェスティバルに招待される――。異色のろうあ写真家の生涯を追う!

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Posted by ブクログ

黒岩比佐子著、角川ソフィア文庫 2009 『音のない記憶 ろうあの写真家 井上孝治』
聾唖の写真家・井上孝治の写真を多く掲載した本。
「音のない記憶」とあるが、別の種類の音が聞こえてくる本でもある。
掲載写真は、そういった写真家についての事前の知識を与えられてから見るわけだが、
子供たちが外を走り回って遊んでいた昭和の時代の、遥かな音が感じられたと思う。

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2018年08月10日

Posted by ブクログ

ひさしぶりに質の良いノンフィクションに出会えた。途中、関係者のくだりが長すぎと感じたが、筆者の誠実さが伝わる本

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2014年05月21日

Posted by ブクログ

昭和30年代の福岡の町や人々の暮らしを撮ったろう者の写真家 井上孝治さんのことは、数年前、NHKの特集を見て知りました。

その頃読んだ堺利彦の評伝を書いた黒岩比佐子さんの名前を番組のエンドクレジットのなかに見つけ、調べてみたら彼女のデビュー作が井上さんのことを書いたこの本でした。

買ったまま本棚でずいぶんと寝かせ、熟成させていましたが、いよいよ読み頃を迎えたようです。

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2018年01月18日

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