あらすじ
日本一のアマチュア写真家、井上孝治。三歳で聴覚を失った彼は、コンテスト荒らしの異名をとる写真の実力で、ついに、アルル国際写真フェスティバルに招待される――。異色のろうあ写真家の生涯を追う!
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Posted by ブクログ
黒岩比佐子著、角川ソフィア文庫 2009 『音のない記憶 ろうあの写真家 井上孝治』
聾唖の写真家・井上孝治の写真を多く掲載した本。
「音のない記憶」とあるが、別の種類の音が聞こえてくる本でもある。
掲載写真は、そういった写真家についての事前の知識を与えられてから見るわけだが、
子供たちが外を走り回って遊んでいた昭和の時代の、遥かな音が感じられたと思う。