【感想・ネタバレ】伝説の「職業野球人」 最期の独り言のレビュー

あらすじ

たかが野球、
されど野球。

40年以上に渡って
セ・パ4球団で投手コーチを歴任し、
佐々木主浩、三浦大輔、内海哲也、五十嵐亮太、
斎藤隆、石川雅規ほか数多くの好投手を
指導・育成した名伯楽による、
野球界への遺言状

著者は、以下のように述べています。

2019年秋に最初のがん告知を受け、それから病床でタブレットを使って物書きを始めた。日々の出来事や治療のことを日記のように綴り、それ以外にも野球のこと、これまでの自分自身のこと、伝えたいこと、ひと言物申したいことなどを、とにかく書いた。
書き始めて素材もたくさん集まった。がんの闘病の話だけではなく、読み返せば独り言のような、えらそうな言葉を並べたものが多い。あくまでも私個人の意見や考え、思いであって、それがすべてでも正解でもない。この本を手にしていただいて、読み進めて「小谷のバカが蘊蓄を並べやがって」とか「自慢ばかりを書きおって」と思われる方がほとんどだと思う。すべて戯言だと受け止めてほしい。特定の個人名を挙げての話も、余計なことかもしれないが、思えばこそと読み流してほしい――本文より

■目次
1回表 6年前のがん告知、覚悟した死
「生きて病院から出られない」と悟った覚悟と、生への執着 ほか

2回表 野球と歩んだ80年の道のり2024年横浜DeNAベイスターズ日本一を置き土産に
優勝するための「条件」とは ほか

3回表 野球にすべて捧げた我が人生
「心中できる勝負球」を投げられなくなったら終わり ほか

4回表 V9巨人の思い出 偉大なる王と長嶋のすごさとは
「V9巨人に立ち塞がった男」と呼ばれるのはおこがましい ほか

5回表 「職業野球人」最期の独り言と提言
配球に凝りすぎるのはどうか/「高低の緩急」を使った配球 ほか

6回表 才能を開花させるために 野球を愛する子供たち、アマチュアコーチへ
「この子が世に出るために」どうすればいいのかをとことん考える ほか

7回表 指導者時代に胸に刻んだ言葉の数々
「力を出す原理を知れ」藤田省三/「物を言う鏡になれ」関根潤三 ほか

8回表 自分の人生、これでよかったのか~二度目のがん告知、パーキンソン病……それでも前向きに豊かに生きるために
さらなる試練~二度目のがん告知、パーキンソン病 ほか

9回表 未来へのラストメッセージ
三浦大輔前監督とD・ロバーツ監督に/古巣の横浜DeNAベイスターズに ほか

延長戦 職業野球人・小谷正勝さんのこと/特別寄稿・佐々木良機
「あのおっさん」の再生工場の本当の立役者 ほか

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Posted by ブクログ

投手コーチ、名伯楽として知られた存在。大洋ホエールズのリリーフ投手から指導者へ。2度のガン告知など病魔と闘いながら記した一冊。

実はON双方にまずまずの対戦成績を残した投手。勝ち星目前で交代させる非情采配がダメで二軍コーチを志願、伸び悩む若手投手を中心とした、指導哲学、人生に対する洞察が描かれる。

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2026年04月13日

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