【感想・ネタバレ】ブルー・ブラッド ―ヨーロッパ王家の現代史のレビュー

あらすじ

ロシア革命、アナスタシアの謎、ウィンザー公の世紀の恋、そして二つの世界大戦――激動の時代に翻弄されながら、イギリス・ウィンザー家、ロシア・ロマノフ家、ドイツ・ホーエツォレルン家、オーストリア・ハプスブルク家などヨーロッパ諸国の王家が、どう苦悩し、いかに生きたか。“青き血”の織りなすドラマの数々を描いた、王族たちの現代史。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

副題に「ヨーロッパ王家の現代史」とある本です。実は以前から、帝国ロシアの王家、ロマノフ家とイギリスやドイツの貴族が親戚だという話には興味を持っていたので、この本を目にして、中身をちょっと確認してから、すぐに購入を決めました。話はイギリス王家、ドイツのいくつかの貴族の家柄、ロシアの皇帝一家の話と、一見脈絡がないように見えますが、きちんと全てが関連付けられていて、とても面白かったですし、有益でした。今まで「ギリシャ王家って一体…?」と思っていたのですが、国民投票で他の国の王家の次男が王家を起こしたことが判ったりしましたから。

ロシア関連と言うことで、謎のアナスタシアと主張する女性のその後なんかも詳しく書いてあって、かなり満足度が高かったです。最後の皇帝一家の話はそこまで詳しく書かれていなかったので、詳しく知っている人には物足りないかもしれませんが…。

0
2009年10月04日

「学術・語学」ランキング