【感想・ネタバレ】増補版 ガザとは何かのレビュー

あらすじ

問題の本質が分かる!ベストセラーの決定版
単行本累計5万部突破!23年10月の攻撃直後に緊急出版されたパレスチナ問題を理解するための必読書に大幅増補の決定版
永井玲衣氏との対談、Q&A、作品ガイドほか

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Posted by ブクログ

ネタバレ

私はガザで何が起きているのかあまり知らなかった。イスラエルとパレスチナは私が生まれた頃から戦争しており、ガザについて考える習慣を持っていなかった。今回この本を手に取ったのは、ウクライナ戦争や現在進行しているイランとイスラエル・アメリカの戦争に興味を持ったからだ。本書は、イスラエル国家の成立とパレスチナの関係が事細かに書かれており、イスラエルの見方が変わった。イスラエルによるジェノサイドは、人をただ殺すだけでなく、文化や封鎖を通じて、パレスチナ人を苦しめていることに衝撃だった。言葉がでなかった。酷すぎて、この事実を今まで知らなかった自分に落胆した。私ができることは、この話を多くの人に伝え、イスラエルを非難し続けることだと思う。パレスチナ人がこの世からも、歴史からも消されないように、私達がイスラエルの非人道さを訴え続けなければならない。皆さんにも是非本書を読んでください。そして、国際法が機能していないことに疑問を呈し続けてください。私はパレスチナを忘れない。

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2026年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

パレスチナ周辺で現在起きている事柄を知る手助けとなる1冊。
ニュースなどで見てはいたものの、内容をよくわかっていなかったため、購入。
非常にわかりやすく説明していてためになる。

そもそもパレスチナやイスラエル、などは頭の中で「中東」ひとくくりで違いを説明することすらできなかったので、対立しているのかそうでないのかすら知らなかった。

この問題の大きな契機となったのはホロコースト以後発生したユダヤ系難民の受け入れ先の解決案だった。国際連合により決定されたのは、パレスチナという国の中に、ユダヤ系の国家を建設するというもの。これは国際憲章に違反しているとの声が上がったが、なぜかその案が違憲のまま通ってしまうことから悲劇は増長される。

入植者移民主義、シオニズムなどをキーワードにして、パレスチナ国内でパレスチナ人は散り散りになっていく。平気で殺戮が行われていく。
日本や世界各国の偏向報道にも筆者は怒りを燃やし、無関心な我々にも喝を入れる。
惨劇を見たうえで静観を決め込むのは加担していることと同義だ、と。


読んだうえで、パレスチナを侵攻していくイスラエル側が基本的な悪との論理で書かれている。ただし、実際に見ていないものにとっては、残酷でわからずやだと言われても、どちらが悪なのかを判断つけることができない。その点で多くの人が無関心に陥っているのだと思う。
人の生き死にという最もナイーブかつ目を背けることがはばかられる事象だからこそ、対峙する心意気を保てないし、体力が持たない。当事者からしたら経験していないのだからこの信号を受け取ってほしいと願うが、あまりにも脆い僕らはそれすらも手を差し出すのにおびえてしまう。平和な現代ですでに疲弊しきっている。

決定的な書物については、いくつかの論を読まないといけないと感じている。
もう少し理解をしたい、と逃避をする。

忘れていくことに対して糾弾していたが、本当その通り、僕らは忘れていく

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2026年03月31日

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