あらすじ
本書を執筆した目的は、企業内の様々な組織において、実際にチーム開発の生産性を高めるために、AI駆動開発をどのように取り入れ、実践すべきか、その指針と具体的なノウハウを共有することにあります。本書の主眼はチームにおけるAI活用にあり、ほとんどの内容はチームに関するものですが、内容によっては開発組織あるいは企業全体で取り組むべきことについても触れていきます。また、チームの中には、顧客コミュニケーションやプロジェクトマネジメントを担当する開発者以外の人材も含まれるケースがあると思いますが、本書はあくまでチーム内でソフトウェア開発業務に関与する人に焦点を当てています。
私の考えでは、AI駆動開発を取り入れることで、ほとんどのチームの生産性は数倍、あるいは数十倍にまで高められる可能性があります。ですが、その可能性はいまだ十分に開拓しきれていません。もちろん私自身も、開発者として、また経営者として、「生産性向上は道半ば」という思いを抱えています。それでも、外部から一定の評価を受けている私たちグラファーが培ってきたAI駆動開発のノウハウを言語化し、現場で開発に関わるチームの皆さんに共有することで、ソフトウェア開発の世界がさらに進歩する一助になれないかと考えています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
AIによるコーディングにより、個々人の開発速度は劇的に向上。しかしチーム開発では、仕様調整や他者の開発待ちなど、待ち時間が出がち。つまり、コミュニケーションがボトルネックになる。
本書ではその解決法として、少数メンバーが、分業ではなく、フルサイクル・フルスタックを担当する事で、AIによる生産成功率効果を最大限に発揮できることを説明。
最近のAI駆動開発の勘所、現場の所感がよくわかる、有用な一冊でした。
Posted by ブクログ
チーム目線の他、一段高い「組織」についても波及する内容は多いと思いました。
個人的にも色々と「そうだよな」という背中を押してくれる内容は多く、捉え方の変革にも良い本ではと思います。