あらすじ
ドラマチック万葉ラブロマン3部作、完結!
未だ結婚は許されないながらも、逢瀬を重ねる真那と八尋。しかし、世間では時の権力者・恵美押勝(えみのおしかつ)と上皇の対立が表面化し、動乱の気配が近付いてきていた。そんな最中(さなか)、真那と八尋の関係が押勝側に知られてしまう! 八尋の身を案じた真那は、押勝の娘・東子(あずまこ)に薬師を辞めると申し出るが……。権力争いに巻き込まれた一途な恋の行方は!? ドラマチック万葉ラブロマン完結!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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Posted by ブクログ
はや最終巻。終わるの早いかなって思うけど、ルルル文庫だとこれくらいかなぁ。押勝が出てきているところから、恵美押勝の乱が失敗するところで終わるんだろうなぁって思ってましたし。
真那と八尋はすでに両思いだし、真那が連れ去られたりはするけど、「桜嵐恋絵巻」ほどのドキドキ感はなかったかな。
まあ、真那が連れ去られたあとの八尋はちょっと暴走してましたけど、そこら辺のやり取りは流されてましたし、その後の話も真那が八尋父に認められるところとか結婚した後とかが読みたかったように思います。
次作は大正時代だそうですが、また新作。できれば「乙女なでしこ恋手帖」の続きが読みたいなって思ってます。