【感想・ネタバレ】算数宇宙の冒険のレビュー

あらすじ

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宇宙も音楽も感じられる算数、それはワンダーランド! 神秘性で知られた、東京郊外の桃山町。小学6年生の千葉空良(そら)と河邑(かわむら)ユーキ、紺野アランの3人組は、算術絵馬で名高い地元神社への冒険を始めた。それを機に起こる偶然の暗合――高等数学が得意な転校生の出現、担任の先生から誘われた算数宇宙杯への出場。空良たちはさらに、素数の正体、ゼータ関数の定義を経て、ファンタジックな複素数の世界へ……。数学小説の傑作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

リーマン予想をテーマとした、少年少女が主人公のSFテイストファンタジー。

「素数の音楽」でリーマン予想については知ってはいたが、理解するにはほど遠く、これを読んでも当然理解は不可能だった。

ただ本編で度々出てくる「鑑賞すればいい」というフレーズに助けられ、理解せずとも一ファンタジー作品として楽しめる。

がんばっているなぁという印象は受けるが、素数やゼータ関数の世界を具現化するのは難しいいのかこの作品の世界にはどうも入り込めず、こういうテーマは円城塔の方が向いていそう。

子供達の心の描写は素晴らしかった!

0
2014年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

数学が得意な友人の中で平凡な数学力な主人公がひょんなことからリーマン予想に挑むことに。

リーマン予想という難しい題材ながら、主人公が数学への理解を深めていく過程で丁寧に問題に迫っている。
和算の解説など数学に興味あるなら楽しめる。

とはいえ、主人公が小学6年生なのはどうかなと思う。

0
2012年06月09日

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