あらすじ
「仕事で失敗すると、なかなか立ち直れない」
「ちょっと叱られただけで、ムッとして投げやりになってしまう」
「まわりの人がみんな自分よりすごく見える」
……こんな考えにとらわれがちな方、いませんか?
あなたがネガティブな思考にとらわれてしまっている理由、それはズバリ、自信がないから。
だって世の中すごい人ばかりですよね。
テレビに出ている人も、新聞に載っている人も、周りの人でさえも、みんなみんな、すごい人ばかり。
それと比べて自分なんか…。だからがんばる! 仕事も趣味もがんばる…!
で、また失敗。
本書はそんな負のスパイラルに陥った人に向けた本です。
自分の性格を変えたい、そう思った方はぜひ本書をご覧ください。
世界が変わります。ほんとうに。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
心屋さんの本は、落ち込んでいるとき、自分の不安をどうしていいかわからないときに助けてくれる本じゃないかと思う。
「あなたの性格は、変えられる」というタイトルだけれど、この本はそのための準備として、自分のだめなところを認めてあげる本だ。
印象に残ったのは、心屋さんが心理カウンセラーとして順風満帆で本もセミナーも成功し始めた時、「自分はなんてできないんだ」「自分にはなんて魅力がないんだ」「自分はなんてダメなやつなんだ」と、ふいに絶望感に襲われたというお話。
「部屋の中の電気を消して、過去の自分の『できなかったこと』『やってしまったこと』『嫌われたこと』一つ一つ思い出して、とことん絶望感を味わってみたのです。すると、突然自分の中から『そんなことないぞ』という気持ちがわきあがり、笑いが込み上げてきたのです。」
自分のダメなところをしっかり見てこそ、自然な自信が出てくるんだというのを感じた。
「何もできない、ダメダメな自分だったとしても、自分を愛すること」ができれば、すっごく楽に生きられると思うし、それって実は自然でとっても強い自信だと思う。生まれたときは持っていたであろうこの自信、元から自分にあった自信を取り戻すためにも、今の自分をしっかり認めてあげる事だなと感じた。
だめでいいんだ。
私は以前、「セルフイメージを上げねば」と躍起になっていたことがあった。
でも、それは今のそのままの自分に自信が持てない焦りからだった。
一度、「だめでいいじゃない」と認めてしまえば、もっと楽に自然に自信もついていったんじゃないかと思う。
また、「こうなってはいけない」と考える程、そのことをイメージしてしまうことに悩まされていたのだけれど、
「OOしても、いいじゃない」と、いったん認めてしまうと、その悪循環から抜け出せることを教えてくれたのもうれしかった。
「失敗しても、いいじゃない」(でも、しなくてもいいじゃない)というふうに、どちらの選択肢にもマルをつけてあげる。
執着を手放す。
すごく楽になることを教えてもらった!
Posted by ブクログ
自分をあきらめ、
自分の弱さを認め、
自分に期待しなくなると、
自分をあきらめず、
自分の強さが見え、
自分の可能性を
信じられるようになるのです。
(心屋仁之助/心理カウンセラー
『あなたの性格は変えられる』より)
* * *
理想の自分には ほど遠い
こんな自分がキライで
欠けている部分ばかり
気になって
変わろうとして焦っている
でも 不思議と
弱さを認めることができたら
「まぁ いっか」
「ダメダメでもいいよ」
「よくやってるんじゃない?」
フッと気持ちが軽くなる
今そのままの自分を
受け入れられたときはじめて……
前に進むことができる
Posted by ブクログ
心屋さんのキャッチフレーズは『性格リフォーム心理カウンセラー』。
自分にダメ出しが止まらず、あーもうやだ!という気分の時に、簡潔で力強い言葉で背中を撫でつつ、次に向くべき方向へ手をひいて向けてくれる感じ。
大切なフレーズを抜き出し、ピンクの背景に白抜きの文字でスパンと見せてくれる体裁が、変わりたい心に優しい。
Posted by ブクログ
2013.7月
以前(2012年12月)読んだ”「自分がイヤだ!」と思ったら読む本”の文庫本。
うはー。あれから、変わってるようでまだ変わってない。
でもちょっとずつ変わってきたこともある。
パターン崩しは、効果あると思う。
なかなか難しいけど。
Posted by ブクログ
心や甚之助さんのインパクトある書籍。
目次を読むとあなたが今知りたい、変えたいと思い、頭の中で、理解できないと思いつつ、読みたくなる本だと思います。
p96ページに『なりたい自分』をめざす前に今の自分を認める。とい言うのが、インパクトありました。
『 いいセルフイメージをもつこと』は、とても大切なことです。
けれども、それは、今の自分を認めたうえで。
という心や先生の書籍から印象的でした。
自分を変えるのは、すぐに変えることが難しくても、
まずは、今の自分がダメだからいいセルフイメージをもとうとするのか、今の自分を認めたうえでいいセルフイメージをもとうとするのか、今の自分を否定しているから『別人』になろうとする。
すると、せっせと張りぼてを作ることに全力をあげるようになります。
自分の能力、可能性など、実はたくさんもっていても、全てないと評価しています。
そして、自分で下げておいて、なんとか別のものを他からもってきて、自信をつけようとする。
それを、やめて、過去からきた古い価値観や悪いセルフイメージを手放し新しいセルフイメージを持つことが大切。
気になる人は、是非読んでみてくださいね。