あらすじ
講武館師範代・松山桐乃進――。彼は、志乃の兄・摂津正雪、そして、志乃の過去を知っているようだが、一体どんな人物なのか…!? 一方、うさぎ道場の試合相手を探す伍助は、その松山と出会ってしまうが…!?
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Posted by ブクログ
「サムライうさぎを読んでない」という人に、「これだけは読んどけ!」と言いたくなる2巻。泣きます!絶対泣けます!オマケもたっぷりでお得感最大級。とにかくもう大好きです。
Posted by ブクログ
志乃が過去に負ってしまった心の傷の話が2巻の前半。
今でいうモラハラ夫の登場なのですが、社会的地位もあり体裁のための小狡い知恵も回るとなれば、逃げ出すしかないわけで。
逃げることが大切なのは、こういう場合の唯一の手段であるので、無理だと思う前に逃げ出してしまって良いと思います。ウェカピポの妹みたいになってしまわないようにさ。
体面よりも何よりも、自分の好きな女性の泣き顔が見たくないという一心で立ち向かう伍助はかっこいいぞ。本人は泣きべそかいているけども。
そういえば『流人道中記』も形骸化した体面よりも、自分自身の美意識を貫き通す、という点では同じジャンルの作品でした。
世の中の流れや常識に迎合しないという意味では、『花の慶次』のような傾奇者という表現もある。彼らには反権力という意味での憧れもあるけども、正道に対しての邪道ということでなく、エセ正道の中の正道をゆくという意味での憧れもあるんだよな。「サムライうさぎ」を読んでいて感じるものはそれだと思います。
Posted by ブクログ
一巻のイメージがなかったので二巻で。
絵柄がほかの作品に比べて浮いてるなとおもったんですが、話は連載中一番面白くてとても好きでした。今も大事にとってあります。すごくいい話です。