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一見したとき、フィギュアが動き出すだなんてなんて妄想じみた内容なんだと想起しました。おそらく作者を知らなければ誰でもそう思うでしょう。
だけど紐解いてみれば、不思議にも自分もこういうオタクになりたいと思わせるような主人公でした。「人に理解されない趣味という事実を、前向きに肯定して生活を彩らせる主人公...続きを読む」です。
妄想ハーレムと言われれば、まぁそういう話なのも否定できないけれど……根底にあるものは「オタク趣味という生き方」な気がします。
恋愛、ハーレムとしても秀逸です。広く知って欲しいような、でも静かにひとりで読んでいたいような、そんな作品です。
Posted by ブクログ 2013年05月11日
買ってきた美少女フィギアがなぜか勝手に動き出して…という展開ではじまるこのお話。
お話のテンポがいいので、ストーリーがコロコロと転がって行きます。
それと話の導入が導入なのでアニメやゲームが好きな人ならクスッと笑えるネタが随所に出てくるのがポイント高いかと。
妄想戦士ヤマモトという、小野寺浩二氏の作品を思い出しました。渡辺流星君というのがフィギュア好きなんですよね。この作品も、喜ぶでしょうね。