あらすじ
セーラー服に自衛隊、ゴスロリに茶摘み娘、そしてAKB!
本物を着てみて分かった「あちら側」女子の気持ち
何を着るかによってその人の性格や心構えは変わる。“あの服”を纏う彼女はどんな世界を生きているのか? 女子の心理を鋭く読み解いて世間を震撼させてきた著者が「わからないなら、着てみよう」の精神で果敢に挑む18着。特別編「AKBになる!」も収録の傑作エッセイ。イラスト・森伸之
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Posted by ブクログ
イラストは可愛い。40代の同級生が様々な衣装に、身銭を切ってまでチャレンジする面白さ。タカラジェンヌやキャッツって「着る」ことになるのかな〜? フォトギャラリーは蛇足だったかと思われる。確かに「着た」証拠なんだけどね……
Posted by ブクログ
筆者は否定しておりますが、この本は完全なる『コスプレ』企画です。定番のセーラー服からスチュワーデスに始まって茶摘娘やゴスロリ、中には青森のねぶた祭りや十二単などの『マニアック』なものまであります。
セーラー服/タカラジェンヌ/茶摘娘/ スチュワーデス/カウガール/ディスコファッション/ 陸上自衛隊/青森ねぶた祭り/ビーチバレー/ キャッツ/バスガイド/キャバクラ嬢/ 養蜂家/ゴスロリ/合唱団/巫女/ 永ちゃんファン/十二単…。
これらの衣装を着て、さらに可能な限り その職業ないしスポーツに挑戦する、という なんともチャレンジャーな企画を単行本化したのが 本書です。
ご本人は『コスプレではなく扮装体験エッセイ』 とおっしゃっていますが、ゴスロリ、セーラー服、キャバクラ嬢にいたっては そらコスプレでしょう、というつっこみを読みながらせざるを得ませんでした。
その中でも特にキャバ嬢、タカラジェンヌ、キャッツにいたっては もはや『工事』という表現以外に思いつくものはなく、改めて メイクという『意匠』の奥深さを感じました。
個人的には ビーチバレーの衣装。アレにはやはり厳格な規則があって、 アレだけ小さい面積の水着を着用して激しいプレイをしているのは 『魅せる』こともひとつの競技なんだな、とあざとく見てしまいました。
そこは、やっぱり、男ですから…。それはさておき、 セーラー服やスチュワーデス(現在ではキャビン・アテンダント)にも 清楚さとエロスが混在している。ですとか、体育会系『女』部の 動きの細かさに驚きつつ、僕も次に航空機に乗る機会があったときには 彼女たちの動きを(あまりに露骨にやると嫌悪されるので)そこはかとなく 確信して見ようなんて、そんな不埒なことを考えてしまいました。
それにしても、筆者が制服をこれだけ好むというのは、 はっきり言って意外でした。