あらすじ
本を読むのと書くのとは両輪だ。書いた原稿を最初に読むのはいつだって自分なのだから――。25歳の時に目黒考二につけてもらった「群ようこ」の名前、はじめて本になったエッセイ『午前零時の玄米パン』、旧友・鷺沢萠との懐かしい日日、そして作家を目指す若者へのメッセージ。物書き業40余年。すべての経験がネタに結びつく。作家・群ようことして過ごした時を振り返る、自伝的エッセイ。
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Posted by ブクログ
タイトルの通り、作者である群ようこさんがどのように執筆を行っているかが短編集のように書かれている。特別斬新なものがあるわけでもないが、同じ読書好きとして、そうだよな、こんな感じなのかな、と頷いたり首を傾げたりしながら読んだ。自分にとって興味のあることでないと書けないというのはわかるのだが、書き終えてしまうと作品に対する興味を失ってしまうと何度か書かれており、それについては何とも言えない寂しさを覚えた。彼女のようなタイプが多数派ではないにせよ、自ら生み出した作品からそのように距離を置けるものなのだろうか。生まれ持った性格故だろうか、良くも悪くも私はこの人のようにはなれない。