【感想・ネタバレ】怪物を捕らえる者はのレビュー

あらすじ

聖母マリアの祠の裏、雪の下から16歳の少女の遺体が発見された。遺体や服からアフガニスタン人移民の青年のDNAが見つかるが、刑事オリヴァーとピアが事情聴取をする前に彼は消えてしまった。有力な手がかりが見つからず捜査が難航するなか、数日後の夜に、田舎道で男が車にはねられて死亡する。男は裸足で、体には動物の咬傷や拷問の痕があった。彼はどこから逃げ、誰にこんな目に遭わされたのか――。ふたつの事件の捜査から導き出される、ドイツ警察を揺るがす史上最悪の真相。とてつもない急展開を見せる、大人気警察小説シリーズ。/解説=上條ひろみ

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Posted by ブクログ

ネタバレ

序盤はシリーズにしては、シンプルな話かと思ったら全然違って、吃驚しました。 
事件としては犯人グループが捕まって大団円ですが、本当に大変なのは、ここからの組織としての後始末でしょう。普通に考えれば、署長もオリバーも「御咎めなし」では済まないし、課のその存続も危うい。

それはともかく、悪しき狼事件の「犯人」の影がチラッと出てきたけど、結局彼は、どうなったんでしょうか?
助け出されたかと思ってたけど、実はそう見せかけて、殺されてたのか?それともやっぱりまだ逃げてて、全然別の顔で今後再登場するのか?

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ネレノイハウス、あなたこそ「怪物」です!と言いたくなるほどの作品だった。
11作目ともなれば、まぁいつもの感じで面白かった的になってもおかしくないのに、とんでもない展開だった。
カトリーンよ…あなたのおかげで1作目から読み返したくなってしまったじゃないのよ…。
ピアがナミビアでどんな暮らしをするのかも気になる!!

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2026年03月20日

Posted by ブクログ


最高すぎる!
ネレ・ノイハウスのそこ知れない懐の深さや頭脳の明晰さ、問いかける重さに唸るしかなかった。
ミステリーとしても、オリヴァーとピアの物語としても、捜査11課の物語としても圧倒的な本作になったと思う。エンタメ性もすごくあった。
移民問題やそのヘイト、10代の危うさ、司法の視点、どれもデリケートな問題なのにぐいぐい引き込まれ読むのが止まらなかった。
個人的に、アンネの人物描写、心情描写が心震えるほど丁寧で沁みた。また、登場人物のページだけで3ページに笑った。
あと、前々から怪しいなぁ、ちょっと不透明な人だなぁと思ってました!
事件解決までの時間を一緒に体感しているのがいつも心地よい。

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2026年03月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2026年の9冊目は、ネレ・ノイハウスの「怪物を捕らえる者は」です。オリヴァー&ピアのシリーズ11作目となります。相変わらず辞書のような厚さで、読み応えが有ります。登場人物もかなりの多さです。
ラストで驚きの展開が待っており、シリーズのターニングポイントになると思います。
娘の初めての一人暮らしに伴うゴタゴタが重なり、かなり時間がかかってしまいました。
16歳の少女ラリッサ・ベーレフェルトの殺害に伴って、犯罪被害者の遺族達による私的制裁組織の存在とその暗躍が明るみに出ます。組織は、法曹界や警察内部、オリヴァーとピアの所属するホーフハイム刑事警察署捜査11課内部にも及んでいました。誰が裏切り者なのか?割りと分かり易く書かれていますが、前作までの彼(彼女)の言動がどうで有ったかもチェックしたくなります。現実世界にこの組織が存在していれば、かなりのセンセーションを巻き起こすことでしょうが、決して空想とまで言えない所に怖さを感じます。
ラリッサ殺害事件は、ある関係者の証言に翻弄され、一向に解決に向かいませんが、事件の真相は、至ってあり来たりの動機によるものでした。
次作以降でシリーズの行方がどうなるのか、楽しみです。
☆4.6

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2026年03月20日

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