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Posted by ブクログ
かなり秀吉批判で埋め尽くされた本書です(苦笑)
初めの数ページで読むのをやめようと思ったのですがそこは歴史に対するさまざまな説を見ようと思いとどまりました(笑)
たしかに表現は著書も書かれているように
「秀吉ファンなら激怒する」
モノでしたが内容は面白かったです。
秀吉を堕とそうとするもののその業績を史実から裏付けてくれているように思います。
本能寺の変のくだりは秀吉の神業を神話でなく実力で
足利義昭
毛利輝元
長宗我部元親
明智光秀
を下したものと言えると思います。
個人的にはグッと堪えて読み進めて良かったなと思っています(笑)
Posted by ブクログ
いささか大袈裟なタイトルである。著者によると秀吉神話なる物があるというが本当にあるのか?私は疑問であるが、なるほどと言う視点もあり結構、面白い。ただ神話うんぬんは別としても、歴史番組(ドラマも含む)により偏った歴史が語られているという自覚は必要である。某番組みたいにひどいものもあり、そこに著者と同様の危惧を覚えるのである。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
出自の秘密、大出世、本能寺の変、中国大返し、豊臣平和令―天下人の虚像を剥ぐ。
[ 目次 ]
序章 「秀吉神話」の系譜
第1章 戦国時代の「悪党」(出自の謎に迫る;織田信長の台頭;異例な早さの出世)
第2章 本能寺の変(西国支配をめぐる派閥抗争;筆頭重臣への画策;将軍推任・安土行幸;「中国大返し」の真実)
第3章 関白の「平和」(織田体制の破壊;ヒエラルヒーの確立;「天下静謐」の倫理;「平和」のための侵略)
終章 軍国神話の現在
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