【感想・ネタバレ】怒り(上) 新装版のレビュー

あらすじ

若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。
犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航。
そして事件から一年後の夏――。
千葉の港町で働く槙洋平・愛子親子、
東京の大手企業に勤める同性愛者の藤田優馬、
沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、
身元不詳の三人の男が現れる。
映画化も話題となった衝撃作の新装版。

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Posted by ブクログ

他者を信じるという行為の脆さと、それでも信じようとする人間の美しさを描いた物語。
三つの土地で生きる人々は、皆どこかに孤独を抱え、その孤独が“怒り”という形で滲み出ている。
怒りは破壊の感情ではなく、満たされなかった願いの残響でもある。
上巻を閉じたあとに残るのは、不安ではなく、静かな問い。
「人は、どこまで他者を信じられるのか。」

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

最初はちょっと自分に合わないかなと思いながら読み進めていたが、上巻の最後の方から引き込まれ、あっという間に下巻を読み終えた。最後は涙と感動が。恐るべし吉田修一。

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2026年03月15日

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