あらすじ
小さな町の小さなコンビニ、ミユキマート。オーナーの幹郎は妻子を事故で亡くし、幸せにできなかったことを悔やんでいた。店には、同じように悩みや悲しみを抱えた人が集まってくる。堅気の女性に惚れてしまったヤクザ、声を失った女優の卵、恋人に命じられ売春をする女子高生……。彼らは、そこで泣き、迷い、やがて、それぞれの答えを見つけていく――。温かさが心にしみる連作短編集。
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Posted by ブクログ
息子と妻を交通事故で失った店長が経営するコンビニに集う人々。幸せいっぱいの者はおらず、何等か問題を抱えているが、この店長が傷を癒してくれる。
6年前に読んでいた。そんな気がした。
Posted by ブクログ
『コンビニ兄弟』を読んだ後だったからか思ったよりほのぼの感がなく下ネタも多く予想外だった。オーナーの境遇を思えば暗くなるのもわかるけどお人好しすぎてイライラした。温かさが心にしみるというよりは私は登場する人があまり好きになれなかった。終盤はオーナーに少しは明るい未来があることを予感させる感じでホッとした。
Posted by ブクログ
妻と息子を亡くした幹郎が経営する小さなコンビニ「ミユキマート」の短編集です。
コンビニを舞台に、様々な人間模様が繰り広げられています。お客さんたちは様々な人々がいて悩みや悲しみを抱えています。
いろんな生き方の人がいて、世の中の広さや自分とはかけ離れている世界のリアリティを感じました。
・著者紹介
愛知県生まれ。グラフィックデザイナーを経て、コピーライターとして活躍されます。1998年、『走るジイサン』で第十一回小説すばる新人賞を受賞し、作家デビューされました。
「BOOK」データベースより
小さな町の小さなコンビニ、ミユキマート。オーナーの幹郎は妻子を事故で亡くし、幸せにできなかったことを悔やんでいた。店には、同じように悩みや悲しみを抱えた人が集まってくる。堅気の女性に惚れてしまったヤクザ、声を失った女優の卵、恋人に命じられ売春をする女子高生…。彼らは、そこで泣き、迷い、やがて、それぞれの答えを見つけていく―。温かさが心にしみる連作短編集。