あらすじ
重い旅行鞄を持ち歩くのは嫌だけど、仕事道具も身だしなみも省けない……。そんな女性ならではの葛藤や工夫がたっぷり詰まった旅と旅じたくの超実用的エッセイ。あなたの鞄も軽くしませんか?
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Posted by ブクログ
数年前に行った大阪旅行を思い出しました。あの時はこれでもかとアタッシュケースに荷物を突っ込み、あろうことか、靴まで余白を埋めるようにして突っ込んでいました。当然、旅先ではおみやげ物を買うわけですし、着替えも出てくるわけです。それをまた、行く前日にぎっちぎちに詰めた行程を思い出しながら、繰り返すのです。お土産なんかすべて入るわけがありません。「なんでこんなに持ってきたのだろう」と後悔ばかり、全然スマートじゃない旅行ぶりを発揮した苦い思い出です。尚、旅行自体は全然楽しかったのです。強いるなら、荷物の事を確り考えられる脳みそが欲しかったのです笑。
今ではあまり旅行なんて行きませんし、行ったとしても自家用車で向かうので、ある程度の荷物は出ても困りません。本当に困るのは公共交通機関を利用して向かう旅路なのです。
Posted by ブクログ
筆者の旅じたくが書かれた本。持っていくもの、置いていくもの、服選びや食事まで、多岐にわたって「旅じたく」が書かれている。
「女の旅じたく」だけれど、女である私とはまた違った旅じたくだった。ずぼらで、思いついたものをバッグに詰め込む私にとっては、筆者のあれこれ悩む様子は「旅慣れしてる人……!」と思うばかりで、共感できるところは多くはなかったけど、ほかの人の旅じたくをのぞき見しているような楽しさはあった。
Posted by ブクログ
8月あたま、出張前になんとなく購入した本。
如何に旅を快適なものにするか、というテーマに凝っていた時期でした。
実用書を期待して買ったけど、読んでみれば旅のあれこれエッセイ。
失敗した...と思ったけど、結果的には反面教師として活躍。
先人の失敗から学ぶことは多かったです。
ちなみに本著に至るまでのわたしの考え方の変遷はというと、
最小限の荷物でこと旅の達人に違いない!
↓ から
旅先でも普段の力を発揮するには、多少重くても”いつものあれ”を持っていくのが賢い旅人なんだ。どうせ荷物は行きと帰りしか運ばないし、重たい思いをするのなんてほんのちょっとだしー。
という境地にありました。
そんなところに本著登場。
結果、いらないものは紙一枚でも減らして、いつもの自分でいられるものは惜しみなくもっていく!
というのが本物の旅人かも...と遅ればせながら気がつく。
が、その境地にたどり着いたところでなんの解決にもならず、
結局旅慣れない頃以上に荷物の厳選に時間がかかるようになってしまったという。。。
でも、自分の荷造りを育てていくのも旅の楽しみなんだと感じさせてくれる1冊。
旅立ちの前にご一読をおすすめします。