【感想・ネタバレ】秘密ノート~交渉、スキャンダル消し、橋下対策のレビュー

あらすじ

官邸の特命交渉人・飯島勲が世界を動かす。
緊急加筆、ぶち抜き17ページスクープ!

アメリカが、中国が、韓国が驚いた飯島勲内閣参与(特命担当)の北朝鮮訪問。
その舞台裏とともに、橋下徹をいかに潰したか、スキャンダルをどう消すかなど、
日本における水面下交渉・裏工作の極意を余すことなく描いた激辛インテリジェンスの金字塔。
情報能力、危険察知能力……、あらゆる裏交渉に通じる最強のノウハウが学べる1冊。


【目次より抜粋】
■第1章:アベノミクスと秘密の部屋
・「メディアには見えない」裏動線と秘密の部屋
・なぜ裏から手を回すことが大切なのか
・北朝鮮交渉の一部始終
・スキャンダル記事の消し方、教えます
■第2章:橋下対策「対阪」インテリジェンスの全貌
・この男が「世論」を味方につけた理由
・橋下ツイッターと直接対決
■裸の勝負120分!ももいろクローバーZ×飯島勲
■解説:ゾマホン(駐日ベナン共和国全権大使)
・先生は世界の偉人です。証拠もあります

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Posted by ブクログ

ネタバレ

かなりゆるく読んでいるので、感想もゆるめ。

2012年12月安倍内閣参与特命担当を拝命。
5年5ヵ月小泉純一郎元総理の主席秘書として務め続けた著者による“秘密ノート”。

普段自分からこの手の本を読むことがあまりないのでかなりざっくりと受け止めてしまっているけれど、表紙の色や題名から感じたちょっとダークな雰囲気はそんなになく読みやすいものだった。
読んでいると伝わってくるこの方の冷静さ。
口喧嘩したらこちらが熱くなってギャーギャー言っても向こうは淡々と受け答えしそう…。
そして、かの小泉元総理が持っていたユーモアを飯島参与も持っているんだろうなと。
私は時事・政治関連は理解不足なので、そういったユーモラスな部分にどうしても着目。
講義で学生からまさかの質問をされてしまうところなど、想像してくすっとした。
この方の講義、面白そう。

第一章は「アベノミクスと秘密の部屋」。
そんなにアベノミクスについてはふれていないように思ったけれど…。
官邸豆知識なども交えつつ、危機管理というものの重大さについて。
個人的には小泉元総理のエピソードが興味深かった。
人柄がやっぱり小泉さん、面白いなと。
この章の中では岡田元副総理が主な批判対象?

章の間にソフトバンクの孫さんに対してダメ出し。

第二章は「橋下対策 「対阪」インテリジェンスの全貌」。
一言で言うと橋下徹市長批判?

そして、コラムは生活保護について。
けして多くないお給料を節約して真面目にこつこつ貯めたり義務だと毎月国民年金を納めている者からすると、たまったものではない。
ただ、単純に生活保護の支給額を減らしたり待遇を悪くすることは本当に止むを得ない事情を持つ人々が今度はたまったものではない。
本当、ずるい人間が得をする世の中だけは勘弁。

終盤はくだけてくる。
ももクロとの対談。
まさかこんなところに出てくるとは…。

自衛隊サバイバルレシピ。
贅沢かもしれないけれど、虫は無理だ…。

教えたくないお店(袋綴じ)。
袋綴じだ…。

ゾマホンとの対談。
久しぶりに見た…頑張っているんだなぁ…。

普段この類の本を全く読んでいない私にも読みやすかった。

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2019年05月17日

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