あらすじ
官邸の特命交渉人・飯島勲が世界を動かす。
緊急加筆、ぶち抜き17ページスクープ!
アメリカが、中国が、韓国が驚いた飯島勲内閣参与(特命担当)の北朝鮮訪問。
その舞台裏とともに、橋下徹をいかに潰したか、スキャンダルをどう消すかなど、
日本における水面下交渉・裏工作の極意を余すことなく描いた激辛インテリジェンスの金字塔。
情報能力、危険察知能力……、あらゆる裏交渉に通じる最強のノウハウが学べる1冊。
【目次より抜粋】
■第1章:アベノミクスと秘密の部屋
・「メディアには見えない」裏動線と秘密の部屋
・なぜ裏から手を回すことが大切なのか
・北朝鮮交渉の一部始終
・スキャンダル記事の消し方、教えます
■第2章:橋下対策「対阪」インテリジェンスの全貌
・この男が「世論」を味方につけた理由
・橋下ツイッターと直接対決
■裸の勝負120分!ももいろクローバーZ×飯島勲
■解説:ゾマホン(駐日ベナン共和国全権大使)
・先生は世界の偉人です。証拠もあります
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
-2013/10/30
懐の大きな人の話を聞くと心が温かくなる。
北朝鮮と拉致事件との交渉の裏話を聞くと外交とはこう仕組まれているのかと驚く。テレビのコメンテーターの浅知恵が悲しくなる。
Posted by ブクログ
現政権のブレーンとして活躍している参与の考えを知ることができるのは面白い。道州制などをEUと結びつけた考えも初めて聞いた。ただ、この人は本当に考えに考えを重ねているので、内容を鵜呑みにしすぎてはいけないのかなと身構えてしまった。
橋本さんと古賀茂明さん、そして孫正義社長に対してすごく辛口な意見だったのが印象的。
もちろん、ももクロに対してはすごく甘口だった。
Posted by ブクログ
『秘密ノート』飯島勲
五月に電撃訪朝した飯島勲内閣参与=日本最強の秘書の新刊。国家論、外交の裏の話、組織論など。
ワクワクしながら一気に読んだ。
Posted by ブクログ
公式・非公式を問わずに幅広く情報を吸収することの大切さや、組織はむやみに作らずに既存のものを活かした方が早いこと、危機に熟慮して事にあたること等を学んだ
Posted by ブクログ
飯島さんの「官僚」がけっこう面白かったので、こちらも読んでみたが、こっちはそこまででもなかったな。
メディアの使い方などはなかなかおもしろかったけど。なによりも大阪府の財政問題について、臨時財政対策債の残高が積み上がったからダメだというのはちょっと論外…。税収が前知事よりもこれだけ下がってその主要因がこれだから、と説明すればまだ納得できたんだけど。
後段のももクロとの対談や袋とじ、ゾマホンの記事は完全に蛇足、なんかいろいろ集めました感がある。
Posted by ブクログ
かなりゆるく読んでいるので、感想もゆるめ。
2012年12月安倍内閣参与特命担当を拝命。
5年5ヵ月小泉純一郎元総理の主席秘書として務め続けた著者による“秘密ノート”。
普段自分からこの手の本を読むことがあまりないのでかなりざっくりと受け止めてしまっているけれど、表紙の色や題名から感じたちょっとダークな雰囲気はそんなになく読みやすいものだった。
読んでいると伝わってくるこの方の冷静さ。
口喧嘩したらこちらが熱くなってギャーギャー言っても向こうは淡々と受け答えしそう…。
そして、かの小泉元総理が持っていたユーモアを飯島参与も持っているんだろうなと。
私は時事・政治関連は理解不足なので、そういったユーモラスな部分にどうしても着目。
講義で学生からまさかの質問をされてしまうところなど、想像してくすっとした。
この方の講義、面白そう。
第一章は「アベノミクスと秘密の部屋」。
そんなにアベノミクスについてはふれていないように思ったけれど…。
官邸豆知識なども交えつつ、危機管理というものの重大さについて。
個人的には小泉元総理のエピソードが興味深かった。
人柄がやっぱり小泉さん、面白いなと。
この章の中では岡田元副総理が主な批判対象?
章の間にソフトバンクの孫さんに対してダメ出し。
第二章は「橋下対策 「対阪」インテリジェンスの全貌」。
一言で言うと橋下徹市長批判?
そして、コラムは生活保護について。
けして多くないお給料を節約して真面目にこつこつ貯めたり義務だと毎月国民年金を納めている者からすると、たまったものではない。
ただ、単純に生活保護の支給額を減らしたり待遇を悪くすることは本当に止むを得ない事情を持つ人々が今度はたまったものではない。
本当、ずるい人間が得をする世の中だけは勘弁。
終盤はくだけてくる。
ももクロとの対談。
まさかこんなところに出てくるとは…。
自衛隊サバイバルレシピ。
贅沢かもしれないけれど、虫は無理だ…。
教えたくないお店(袋綴じ)。
袋綴じだ…。
ゾマホンとの対談。
久しぶりに見た…頑張っているんだなぁ…。
普段この類の本を全く読んでいない私にも読みやすかった。
Posted by ブクログ
コラムのような内容だが、やはり政界や外交の舞台での裏話だけに思わず食らいついてしまう内容。民主党政権に対する話はかなり手厳しいが、具体的な例を挙げて、いかに彼らが稚拙だったかを暴露している。岡田副総理による経費削減の話は、問題点というよりは、問題以前の問題だろう。
また、橋下徹氏にたいしても、挑戦力や発信力については評価しているものの、実績面では同じくかなり辛辣である。大阪都構想や道州制についても、二重行政の解消といった限定された論点に世論の関心が行きがちだが、それをやることによって、経済政策や行政運営上で生じるデメリットについて著者は説得力を以って対抗している。
EUの例を挙げ、経済が上向きの時は問題が無いが、何かのきっかけで経済危機が生じすると、ドイツなどの裕福な国がギリシャのような国を支える無くてはならないという問題が生じる。首都圏が東北を支える事を中央集権的な国家がなくして、道州制でどうやってそれを可能とするのかという問題提起は新鮮に感じた。
一方、最後のももクロとの対談は全くもって不要。大体、娘がファンのももクロのチケットが取れないから直接電話したとあるが、そもそも政治力でなんとかならないかという期待含みで電話した感じがして、感じが悪い。
Posted by ブクログ
ニュースで小泉純一郎のそばに写る山本小鉄みたいな人が気になってしょうがなかったが著者の飯島勲氏であった。小泉政権時代の参謀として活躍。まさに猪木と小鉄の関係であったのだろう。本書では、なぜか巻末で「ももクロZ」とロング対談まで行っている。異種格闘技戦?
Posted by ブクログ
多方面に関して書いている為か、広く浅く感が否めないのと、
モモクロあたりは態々本にする必要が無いんじゃないかと思う位
薄っぺらい内容。
前半の対朝外交やプーチン辺りの話題は面白かったです。
Posted by ブクログ
小泉政権下、総理秘書官だった人か色々語る本
タイトルほどの秘密はなし ただ、この人が日本国と小泉元総理とタバコが大好きで、民主党及び民主党議員と橋下大阪市長とが大嫌いなのはよくわかった
こういう色々やって来た人の本なのだからもっとノウハウと言うか思想的な内容を期待していたが…
あと後半以降のモモクロの下りとかサバイバル術とか蛇足以下
うまい店は地味に嬉しい情報なのでオッケー‼
と言うかどんな形であれあんまり人の批判が多いのはいい気持ちはしないなぁ