【感想・ネタバレ】建物は物理学であるのレビュー

あらすじ

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建物には、驚くほど様々な物理学がつまっています。なぜ建物は崩れずに立っていられるのか。地震の揺れにどうやって耐えているのか。どのように暑さや寒さを調節しているのか。設計だけでなく、家の明かりや音の広がり、ドアの開閉や換気といった日常の中に、物理のしくみは深く関わっているのです。本書では特に「力」「熱」「光」「音」といった4つの視点を中心に、建物と物理をやさしく解説していきます。物理学は難しそうというイメージを持っていたり、学校で習った内容がピンとこなかったりしていた方でも、読み進めていくうちに身近な場面で役立っている物理学の面白さや、建物に隠された快適に過ごすための工夫を感じてもらえるでしょう。

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Posted by ブクログ

本書は、建物が建物を取り巻く環境から受ける
力等について巨視的かつ微視的な観点から平易に
説明する。図や写真がふんだんに盛り込まれて
いて、読者の理解を助けてくれる。

印象的な記載は、中盤近辺の台北101の免震構造に
ついてである。地上87階にジャンボジェット機
3台分の重さのおもりがあり、慣性の法則を用いて
建物全体が受ける衝撃等を吸収するようだ。
具体的に言うと、地震や風で建物が右に揺れると、
このおもりは左に動き、巨大振り子の動きが建物に生じる揺れにブレーキをかけて、エネルギーを相殺する。

高層建築物であるブルジュ・ハリファや未来の戸建
予想を目の当たりにすると、建築技術のみならず
建築技術に係る多岐にわたる学問領域における
技術が結実していることを切に感じる。

これからの生活方式等にも劇的な変化が起こる
可能性が多大にあることを思うと、建築技術等に
関わるすべての方の努力等に敬意を表したい。

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2026年02月13日

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