あらすじ
イチロー選手は打席に入る際、四股や肩入れ、またユニフォームの袖をつまむなど実に多くの動作(ルーティーン)を取り入れている。本書では、一流アスリートの実例を挙げながら、揺るぎない自信を生み、潜在能力を開花させる手法「ルーティン力」を紹介する。
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Posted by ブクログ
自分自身のこれからに大きな影響を与える本に出会えた。
「習慣化」させることで、毎日コツコツと同じ行動をすることで
自分自身を安定させ、自信を持たせ、成長させる。
他の人や周囲の目を気にせず、過去の自分と今の自分を比較する。
やるべきことが見える事で迷いをなくすことが出来る。
目先の結果にとらわれず、自分にしか出来ない「オリジナル」を
追い求め、「その道」を究める。
迷った時は、何度も読み返し、自分の行動を確認したい!
Posted by ブクログ
「大きな目標」を達成するためには「小さな事」を積み上げて行く事が必要である。
その「小さな事」を達成していくためには、日々の「ルーティン」が必要であり、それを繰り返す中で自分なりの「型」を身につけていく。
オリックスとマリナーズで選手たちの身体をケアするトレーナーをしていた著者が、イチローをはじめとするトップアスリート達の日々の習慣力とその効用を書いた自己啓発系実用書。
文章がとにかく分かりやすい。こなれた文章ではないが、読んですいすい脳みそに入ってくる文章ってのは心地良い。分かりやすい文章で納得できる内容であれば実用書としては及第点。
目新しいことは特にかかれてないが、
1.起きる時間と寝る時間を決める
2.朝のスイッチオンと夜のスイッチオフ、自律神経を切り替えるルーティンを作る
3.4行日記をつける
4.切り替えの「型」を作り、負の感情を整理して1日を終える
これらは、自分なりに実践して行きたいと思った。
Posted by ブクログ
イチロー選手の在籍していたシアトルマリナーズのトレーナーも務めた
森本さん。
一流選手たちを間近で見てきた人だけあって
書かれていることにも説得力があり
かつ、一般の人でもすぐにやれるような仕掛けが満載です。
ルーティンは大事だということを少しずつ感じていたので
この本はそれを再認識させてくれました。
(心に効いた言葉)
○オリンピックのとき、選手は試合前に「普段通りの試合をしたい」と言います。
彼らが目指しているのは、「ベストな自分」ではなく、「普段の自分」です。
○ルーティンを続けられる人とは、ルーティンの先に理想の姿がある人、です。
○私たちは周囲の言葉にとても敏感です。
自分が正しいと思って行動したとしても、誰かがその行動に疑問を投げかけると「自分の行動は間違っていたのではないか?」と不安になります。
○平常心とは、いざというときに「やれる」と自分を信じる気持から生まれる。
○ルーティンが結果に結びつかなくても、ピンチではなく、「改善の余地がある」と捉える。
Posted by ブクログ
『プロフェッショナルの習慣力 トップアスリートが実践する「ルーティン」の秘密』/森本 貴義
著者は、日本のプロ野球やメジャーリーグ、WBCの日本代表でトレーナーを務めた経歴を持った方です。
プロ選手がもつそれぞれの「ルーティン」の意味とは?
日常生活の中でもゲン担ぎなどありますが、「ルーティン」を確立することで現れる効果とは?
様々な事例をもとに、ルーティンを確立することの重要性、自分なりのルーティンの確立を後押ししてくれる書籍となっています。
p35
実力以上のものを発揮しようとせず、普段通りにできる準備をすべきです。
それがルーティンの確立なのです。
まず、ルーティンとは、あくまで普段通りの自分を体現するということ。普段通りの自分が1番であり、だからこそ、練習や努力をすることで、普段の自分を高めることが大切なんですね。
そして、その強みを分析する方法として、、、
p69
強みを分析する方法
「4行日記」
「4行日記」とは、その名の通り、一日を4行で振り返りアウトプットする方法。
【1行目】 今日起こった事実
【2行目】 気づき
【3行目】 気づきから得た教訓
【4行目】 明日への宣言
今日起こった事実から得た気づきや教訓、明日以降どのような行動が必要か、を文字化する作業です。一日を振り返ることで、明日以降をよりよく過ごすための手法ですが、毎日の出来事だけでなく自身のスペシャリティを見つめるために使えます。
との事です。
日記には感情のまま書き溜めるやり方もあると思っていて、それにより、感情を紙面に吐露できるので、気持ちの整理になると考えていますが、4行日記は、感情面をできるだけ取り除いて、俯瞰することに重きを置いてるようです。
それに、4行日記なら、気楽に継続も出来そうですね。
それが、普段通りの自分を作るルーティンにも繋がるのでしょう。
Posted by ブクログ
読んだタイミングがラグビーW杯と重なり、ルーティンという言葉が日本中ではやっているが、もっと前からルーティンの重要性を発信してきた筆者。前著一流の思考法にルーティンについてさらに内容を深めている。2冊合わせて読むとよい。あとは自分の日常にどう組み込んでいくか。