【感想・ネタバレ】2034 未来予測――AI(きみ)のいる明日のレビュー

あらすじ

伝説のエンジニアが満を持して放つ、最高にリアルな10年後の未来予測!

AIとロボットの知られざる驚異的進化。
すべてはまだ助走にすぎない。
社会と経済の大転換はこれからだ。
待つのはユートピアか? ディストピアか?
そして、私たちはどう生きるべきか?

消える職業/新たな経済圏/監視社会/老後/死生観の変容/次のGAFAM/ロボット市場競争/ウェアラブルデバイス/AIドローン/メタバース/ゲーミフィケーション/農業革命/戦争/生きがい

「あなたの心の準備ができていなくても、この未来は確実にやってきます。あらゆる常識が覆り、世界はまさに一変するのです。誰もが新しい『生き方』を問われるでしょう」(著者)

■目次
Chapter1 AIによる「死生観」のグレート・リセット
Chapter2 「24時間寄り添うパーソナルAI」によるアフタースマホの生活革命
Chapter3 高性能・人型ロボットの「低価格化&大量生産」による空前の産業革命
Chapter4 AIドローンによる「戦争」と「日常」の再設計
Chapter5 人間の仕事の8割が消える時代の「混乱」と「希望」

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Posted by ブクログ

ネタバレ

感心しながらサクサク読み進めてしまった

ヒューマイド型の最適性
部品で攻める
ゲーミフィケーション
パンとサーカス
動機づけ

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書は近い将来、AIが具体的に生活にどのように入り込み、ライフスタイルを変えるのか小説とその解説がセットでまとめられた本である。

「愛のカタチ」
故人を学習し思考や感情まで再現するAIが登場し、亡き人とのデジタル交流が可能になったことで、人々の「死生観」が変化する世界を描く。人は肉体的な死と記憶の消失という2つの死を迎えるが、後者がなくなることで、墓参りも故人AIとの対話に代わるかもしれない。ただ、単なる正論を言うだけのAIにならないためには、会話ログだけでなく「なぜそう話し、どう会話してほしいか」という故人の意図までAIに残す必要があるという点は大きな学びだった。

「シースルー」
スマホが消え、視界に情報を映すスマートグラスとパーソナルAIが普及した日常を描く。グラスが物の値段や相手の情報を教えてくれる世界では、単なる暗記の価値は失われる。むしろ、その情報を相手が喜ぶ形で会話に織り交ぜたり、あえてグラスを外して誠実さをアピールしたりする人間性が求められる。これからの世界では、IQよりもEQ(心の知能指数)が重要になっていくと感じた。

「フリー?」
人型ロボットがブルーカラーの仕事を代替する未来での、人間の労働や自由を問う物語。興味深いのはビジネスモデルの違いで、有料の家事ロボットは必要な家事のみをこなすが、無料版は家庭情報を把握し、絶えず巧妙に商品を勧めてくるため結果的に節約にならない(既存のスマホと同様の仕組み)。また、世の中の道具やインフラは人間用に作られているため、専用機器を作るより、既存のハードを操作できる二足歩行ロボットの方が汎用性が高く、元のハードウェアを買い替える理由がなくなるという点は鋭い視点だった。

「僕たちの聖戦」
AIドローンが戦場の主役となり、戦争がゲームのように一変した未来を描く。核や重戦車が小型ドローンによって無力化される新しい戦争の形は、現代の実際の紛争でも見られる事例から、近い将来の現実になると実感した。テクノロジーが軍事力に非対称性をもたらし、航空権を握った側が勝利するという、戦争の前提自体が変わることには素直に驚かされた。

「ユートピア」
AIとロボットによって失業率80%となった日本で、ベーシックインカムとメタバース上の「生きがい」が与えられた管理社会を描く。仕事が奪われた状況下で、誰かに必要とされずに生きるのは辛い。今後は個々人が好きなこと(スポーツ、音楽、遊び、旅など)を純粋に追求する世界になるだろう。今のうちから自分なりの「生きがい」の軸を複数探しておく必要があると強く感じた。

0
2026年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

AI時代の近未来を描いた小説と、その解説を加えた本です。どこまで的確に当たるのかは分かりませんが、将来を考えるのに役立ちそうです。

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2026年04月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・エコチェンバー現象(自分が共感できる意見ばかりが届き、価値観が固まってしまうこと)が加速する

・人間に残される聖域は、あえて非効率なことを自らの肉体で行う喜び、つまり「人間であることを味わう時間」
ex)スポーツ

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2026年05月04日

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