あらすじ
◎東京ドームを突き破る高さの恐竜 ◎堅い装甲板と強力な顎で海を制圧した巨大魚 ◎顔は馬、体はゴリラの哺乳類 ◎5つの目、360度の視野を持つ奇怪な生き物……サイズも生態も規格外! そんな絶滅動物を、著者渾身のオールカラーイラストで完全復元!時代や生息地から天敵、絶滅した理由までがカラー図解によってひと目でわかる。さらに、「シーラカンスの現地名は『使えない魚』」「巨大ザメ・メガロドンの歯の化石は『天狗の爪』」など、面白ネタも満載! 巨大生物マニアも納得の「謎の生き物、ヘンな生き物」完全ガイド。
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Posted by ブクログ
読書録「絶滅したふしぎな巨大生物」4
著者 川崎悟司
出版 PHP研究所
p92より引用
“彼らはフィルターの働きをする4万本もの
細かな歯をもっており、現世のヒゲクジラや
ジンベイザメなどのように、プランクトンな
どを濾し取って摂食するおとなしい魚だった
らしい。”
目次から抜粋引用
“アノマロカリス
ディメトロドン
ケツァルコアトルス
スミロドン
ステラーダイカイギュウ”
古生物研究家である著者による、絶滅した
巨大生物を紹介する一冊。
古生代から新生代まで、大変ユニークな生
物たちが紹介されています。
上記の引用は、リードシクティスというジ
ンベイザメの2倍近い大きさがあったとされ
ている、硬骨魚を紹介する項での一節。
一番手に入りやすくて栄養価が高い食べ物を
選ぶことで、大きく成長することが出来るの
かもしれませんね。
目の前にあるものをありがたくいただくとい
うのが、何よりも自分のためということで
しょうか?
全ページのイラストがカラーで描かれてい
て、力を入れて作られているように思います。
ただ、生物名による索引がないため、調べ物
ようには向かないかもしれません。
目次に生物名が書かれていますが、その生物
との関連性をもった生物をみるには、ページ
を開かなければなりません。
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Posted by ブクログ
学校の勉強ではさらりと流されてしまいがちな地質学ではあるが、イラストで分かりやすく想像を補助して興味を唆るため、私みたいな知識が少ない人でも楽しく読める。
しかしこう絶滅した生物を見ていると、ヒトも現代では爆発的に増え、世界を支配している感もあるが、あまりにも不安定で危機に晒されていることを思わざるを得ない。