あらすじ
若くして引退し、その後は一度も姿を見せず山形県に隠棲していた往年の名女優、美里織絵が死去。東京にある葬祭式場、蒼色館で告別式が営まれた。その最中に、織絵が暮らした山形県の屋敷には賊が押し入り、見習いの執事と家政婦を刺殺。さらに織絵の妹、浪江の孫を誘拐する! ところが、疑いのかかる関係者たちには鉄壁のアリバイがあった。不可能犯罪に秘められた真相は!?
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Posted by ブクログ
前代未聞の不可能誘拐劇!
東京⇔東北に張り巡らされた超絶の罠は、解き明かされるのか?
往年の美人女優と双子の妹を巡る、絢爛たる犯罪の宴
読み終えてあまりの馬鹿らしさに壁本になりかけたが、
作者の企みは尋常ではない。
こういったタイプは泡坂妻夫の某作品でしか触れたことがなかったので、
逆に、これぞ小説の仕掛けだと感じてしまった。
何から何まで利用してくるなんて。
ミステリ:☆☆☆☆☆
ストーリー:☆
人物:☆☆☆☆
読みやすさ:☆☆☆☆