【感想・ネタバレ】早稲田と慶応 名門私大の栄光と影のレビュー

あらすじ

私大の両雄躍進の秘密とその課題を徹底解剖。階層固定化社会の象徴としての慶應。拡大化を図る早稲田。戦前、帝大の後塵を拝していた両校がなぜ成功を収めたのか。格差社会論の権威が解く、名門私大の経済学。(講談社現代新書)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

戦前の国立大学圧倒的優位の状態から早慶が躍進して来た経緯について分析している。

創設者が有名人で建学精神がはっきりしていることが発展に寄与したという説明にたしかにそうだな〜とひどく納得した。

早稲田 反骨精神、個性尊重→マスコミ、政治
慶應  実学尊重、結束力→経済界

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2023年10月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小樽商科大卒の筆者が語る早慶を通して、現代の大学の縮図及び将来像を語る。

まず、本当に早慶のことを知らない人には概要書としてはお勧め。
両校の校風や在籍学生の概略は掴める。

ただし、後半部の大学の将来像には、恐らく反論したい読者はたくさんいるだろう。

特に、中堅以下の大学は就職予備校化するのが生き延びる道ということ。

中堅以下だからかそ、学ぶということに対して真摯になり、改めて学ぶことの大切さを社会に出る前に感じてほしいものである。

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2013年05月21日

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