【感想・ネタバレ】私・今・そして神 開闢の哲学のレビュー

あらすじ

私はなぜ「今ここにいる、この私」なのか。古来より数多くの哲学者が最大の関心を寄せてきた「神、私、今」の問題について、まったく独自の考察を展開。自分の言葉だけでとことん哲学する、永井均の新境地。(講談社現代新書)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

発売からそれほど時間がたっていない
2004年10月29日に、読み終えています。

いま、また読み返しています。
(2014年5月24日)

読み終えました。
(2014年7月26日)

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2014年07月26日

Posted by ブクログ

「私」と「今」とは同じものの別の名前なのではないかとさえ感じているーという文に、自分がこれまで筆者の助けを借りながら考えてきたことが端的に表されていると感じた。世界に向けて素朴で根本的な問いが真っ直ぐに問われているという印象。個人的には、哲学の王道を行く内容をキッチリ論じた本だと思う。文章も平易で、予備知識をほとんど必要としないところも素晴らしい。

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2014年02月25日

Posted by ブクログ

非常に分かりやすく、今まで消化不良だった存在論が自分に近いものだと思える。自分の存在がある不思議。。

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2011年07月04日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
〈私〉が〈今〉いるとはどういうことか。
カント、ウィトゲンシュタインなどを自在に横断し、ここから本当の哲学を始める会心の傑作。

[ 目次 ]
第1章 開闢の神をめぐってたゆたう序章(時間的閉所恐怖 全能の神も打ち破れない壁 五十センチ先世界創造説 ほか)
第2章 ライプニッツ原理とカント原理(ライプニッツのお勉強 何が見えていようと見ているのはつねに私だ 現実世界とは私がいま存在する世界のことである ほか)
第3章 私的言語の必然性と不可能性(同じ新聞をいくつも読みくらべるとは? みんな一緒の混沌とひとりだけの秩序 他者の言葉が理解できるためには過去の自分の言葉が理解できていなければならない ほか)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年05月28日

Posted by ブクログ

実は難しくて読めていない。
けどすごいことが書いているような気がするので、何年かかけて読み込んでみるつもり

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

開闢の哲学というサブタイトルに惹かれたが,中身は永井哲学。問題意識は近いのだけれど,乗り切れないものがあるんだよねぇ。。。

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2015年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

>地球なんか全然なかったとしても、それが現実ならそれが現実ということである。
>ウィトゲンシュタインは「独我論」の表明のしかたとして「何が見えていようと見ているのはつねに私だ」というような表現を案出したが、これは「何が起ころうとそれは起こるのはつねに現実世界だ」という(自明な!言明との類比で理解されるべきものなのだ。「何が起ころうとそれが起こるのはつねに今だ」も同じだ。
>「私」も「今」も「現実」も決して複数化されない。それはどれも、本質的に他からを排除する本質のそれ(唯一本当の私、唯一本当の今、唯一本当の現実)というものがあって、どれもその概念の単なる一例ではないからだ。

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2013年01月23日

Posted by ブクログ

ちっぽけな自分の脳では、何度も読み返さなければ理解できなかった。それでも哲学の世界を覗けた気分になれた(自己満足)。五分前世界創造説が好きだなあ。

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2010年02月07日

Posted by ブクログ

『ウィトゲンシュタイン入門』の著者による深遠な私的言語、私的世界、私的時間についての論考。はっきり言って未消化だが、こんなことを考える人も世の中には要るのだという驚きを感じられるのにはよい。

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2009年10月04日

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