【感想・ネタバレ】リボンステークスのレビュー

あらすじ

競馬ファンならずとも心ふるえる感動小説!

二年前に騎手を引退して、調教助手となった石松俊太郎。ブリリアントカノンを骨折させてしまい引退も考えたが、カノンの世話をして、弟のブリリアントリボンと触れ合い、調教の仕事を続けることにした。
石松は、カノン以上に末脚の伸びる、そのブリリアントリボンの調教を任された。しかし、リボンに騎乗した親友の騎手・獅子沢からの指摘で、左目の弱視が原因で、距離感が掴みにくくなっていることがわかる。
仲間とともに、弱点をカバーする調教が始まった。リボンの素質のよさを妬んだ厩務員によるリボンのいじめなどもありながら、いよいよ目標の日本ダービーの出走となる。果たして、リボンは勝てるのか。
ハンディをもつ馬と挫折を味わった調教助手による、さわやかな感動を呼ぶ作品です!
スポーツ小説の名手による、ファンならずとも心ふるえる競馬小説が、いよいよ電子版で登場!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

左目の弱視というハンデを背負うブリリアントリボンと
元騎手である調教助手石松の織りなす物語。
競馬界最高峰のレース、日本ダービー。
全てのホースマンがここを目指して戦う。
競馬初心者から競馬通まで、
納得させるだけの競馬知識が詰まった内容である。

0
2011年01月20日

Posted by ブクログ

調教師を主役として物語が展開していき、馬だけではなく、色々な人間関係のもつれがあり、奥行きのある小説でした。話の展開としては王道な感じがして結末はなんとなくイメージできたが、王道ならではの良さがあった。調教師というあまり脚光を浴びない人たちの奮闘を知る機会にもなりました。

0
2025年05月25日

Posted by ブクログ

競馬の裏側が描かれた作品。
様々な困難を乗り越えて日本ダービーを目指す。
競馬好きなら楽しんで読める一冊だと感じる。
ただ競馬の知識があまりなかったり、興味がない人にはもしかしたらしんどいかも。
それでも読めば読むほど馬への愛着が湧いてくる。
俊太郎、獅子沢、結城を始めた人柄の良さが描かれていて、信頼関係も読み取れた。
わくわくする展開で面白かった。

0
2015年08月05日

「小説」ランキング